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じっ茶ー。のブログ

(じっちゃぁ)と読んでください。
m(_ _)m

中古で故障している石油ファンヒーターを
格安にて購入しました。

モノは、
コロナ製のFH-E323Y

コロナは良く壊れるとか言われてますが、
そんな事はないと思うのですが…
むしろ、独自の灯油タンクの
ワンアクションで開閉出来る給油栓「よごれま栓」と
燃焼時の消費電力が少ない事、
若干ですが、構造がシンプルであることが
他社製品より、魅力的に感じます。
要するに、いじりやすいって事です(^_^;)

購入時に聞いた故障内容は
運転開始後まもなく、
エラーコード「E0 」が出て止まってしまう。
とのことでした。

自宅へ持ち帰り
まずは症状を再現してみます。
スイッチを入れると
しばらくして大量の煙モクモク!
灯油の匂いが辺りに充満してしまいました。
その後エラー「E0」が出て止まってしまいます。

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↑煙がモクモクの図

とりあえず、わかる範囲で点検をします。

当たり前のことですが、
換気、火気に注意して作業します。
念のため静電気にも注意します
(灯油ですので引火は、まず無いと思いますが
電子部品もありますので。)


点検内容は…
1,気化筒ヒーター(グロー)の作動: スイッチを入れると
高温になる。断線は無し。Ok

2,送風ファン: 回転する。作動Ok

3,燃焼ファン: 風が出る。作動Ok

4,電磁ポンプの作動状態: 連絡パイプを取り外して確認。
何となく吐出量が少ないような気もしますが
ある程度勢い良く出るので、一応Okとしておきます。

5,点火プラグ: スパーク音、火花も確認出来たので、一応Ok

※この時点でフレームロッド(燃焼判定) の良否判定は出来ませんでした。


で、早速修理(破壊?)です。

エラーコード「E0 」は、
取扱説明書によると、

症状
点火ミス、異常燃焼。

処置方法は
日常点検(オイルフィルタ、固定タンク内の清掃)
なおも異常がある場合は販売店にご相談ください。

と、なってます。

説明書に従い日常点検から始めます。

オイルフィルター と固定タンクの清掃です。
タンクの清掃は残った灯油をスポイトで
抜き取るよう指示されているのですが、
作業性が悪いのと固定タンク内の沈殿物(ゴミ)を
取り除くのがむつかしいので
本体から取り外して清掃しちゃいます。


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↑タンク取り外しの図。
電磁ポンプつけたまま取り外します。


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↑フィルターはゴミがいっぱい。

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↑タンク内には沈殿物。
灯油も黄色に変質してしまっています。


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↑圧縮エアー、新品灯油で洗浄しました。

フィルター清掃は、
圧縮エアーを使うと簡単ですが
火気厳禁!ゴミと一緒に
灯油のミストも飛び散りますので
顔や身体にかかったり、
辺りを汚さない対策が必要ですね。

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↑かなりの沈殿物がありました。
そこそこキレイになりました。


次回、続きは、ポンプの洗浄です。