今朝から米国利上げ決定を受けて、今日の東京株式市場は微妙な動きを見せている。

朝、高値で始まったそれぞれの銘柄、円安で117円も叩いているのに(この金額は私が生まれて初めて株式投資をした今年4月の時よりも下がっている)も関わらず自動車、機械関連以外は高値の頭打ちをしているようだ。

午前11時現在でマツダはプラス50円 トヨタはプラス132円 富士重プラス106円。

一方で銀行株は足並みそろえて小幅で動き。

昨日アメリカ利上げと日本株価について勉強していたが色々な意見があって、あまり詳しくはわからなかったが、一つ共通点を見つけた。

今、日本は金融政策としてはマイナス金利でやっているが、それは経済を緩和するのが目的。

アメリカも今まで利上げしなかったのは同じ理由からだと言う。

今回利上げを決定したのは「引き締め」の為。

結果、企業にとっては経営不振に陥る傾向にあると言う。

それは以下の資料で分かった↓

【アメリカ利上げ】アメリカのFOMC利上げが為替と日米株価に与える影響
日本時間15日午前4時にアメリカのFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利の発表があります。
アメリカの金利を上げるとはどういうことか、その影響を解説します。

アメリカが利上げとは?利上げの影響は?

明日の朝早くにFOMCで政策金利の発表があり、利上げが確実視されています。
実際に、アメリカが利上げするというのはどういうことでしょうか?
利上げとは、「金利を上げる」ことをいいます。
そして、アメリカ利上げとは、「政策金利を上げる」ことです。
政策金利とは、国の中央銀行が通常の銀行にお金を貸すときの金利です。
この政策金利を上げたり下げたりすることによって、銀行から企業への貸し出し金利をコントロールして、政策金利を上げると銀行から企業への貸し出し金利が上がり、お金を借りづらくなります。
そうすることで、市場に出回るお金を減らすことで、その国の通貨の価値を上げて、インフレを予防します。

アメリカの利上げの為替への影響

今回のFOMCでの利上げは、金融緩和を続けた後の利上げになります。
アメリカの利上げの影響は、基本的な考えだと利上げすることによって、通貨の価値が上がるので、ドル高になるのが普通の考えです。
しかし実際のドル円為替では、過去のアメリカの利上げ局面を見てみると、ドルが下落していることのほうが多いのです。
これは、アメリカの利上げは、利上げすることを織り込んでいて、利上げ前にすでにドル高になっていることが多いためだと考えられます。
利上げをすると材料出尽くしとなって、ドルが売られて、ドル安になるという流れです。
アメリカが利上げすると理論上は円安ドル高になるが、実際のドル円為替では、円高ドル安に動いていることが多いと言えます。

アメリカの利上げは、日米の株価にどう影響するか?
今回のアメリカの利上げは、日米の株価にどのような影響を与えるのでしょうか?
普通に考えると利上げがあると企業が資金調達の際の金利が上がってしまうので、利益が下がり、企業業績にマイナスに働き、アメリカのNYダウやS&P500などには、マイナスの影響を与えます。
しかし、実際に過去の利上げ期間を見てみるとアメリカの株価・NYダウは、ぼぼ上昇しています。
日本の株価・日経平均は円高になった場合は下落して、円安になった場合は上昇しています。
アメリカが利上げする場合は、基本的にアメリカの経済が強く、インフレ気味になってきた時で、景気が良くなっているときです。
よって、アメリカの利上げが続く期間は、基本的に好景気で株価も上昇していきます。
日本の株価の場合は、ドル円為替の影響を受けやすく、アメリカが好景気でも円高ドル安になってしまった場合は、下落します。
上記で書いたようにアメリカの利上げ期間は、円高ドル安になるほうが多いので、日経平均はアメリカが利上げすると下落する傾向にあります。
今回のアメリカのFOMCの利上げは円安になるのか?
今回のFOMCでの利上げの後は、円安になるか円高になるのかは、アナリストの中でも真っ二つに分かれています。
今までの過去の事例だとアメリカの利上げ後は、円高になる場合が多いですが、今回は、トランプラリーでトランプ次期大統領への期待で、円安ドル高・株高になっていますので、FOMCの利上げ後もトランプラリー(トランプ政権への期待での上昇相場)が続くと思われています。
上記にも書きましたが、利上げは、すでに織り込み済みですので、材料出尽くしで、FOMC直後の明日のドル円為替は、調整でドル売りが入り、円高ドル安になる可能性が高いですが、トランプラリーの効果が切れない限りは、円安ドル高のトレンドは終わらないのではないでしょうか。
レンジを予想するのは、かなり難しいですが、直近の11月25日からの調整では、高値113.9円から安値111.3円まで約2.6円の調整になりました。
今回は、それよりもう少し調整幅が大きいと思われますので、3~4円程度の調整幅がある可能性が高いので、111~112円程度まで下落する可能性があると思っております。
その後、円安ドル高のトレンドで2、3日で115円程度に戻るのではないかと思っています。
UPDATE2016/12/15
実際にFOMCで利上げされた直後は大幅な円安になっています。
材料出尽くしかと思われましたが、FRBが2017年~2019年の利上げ見通しを上昇修正したことにより、市場の期待感がドル買いになり、ドル全面高の116円後半の円安になっています。


昨夜、私はあちこちネットを徘徊してアメリカの利上げが日本株価に与える影響を調べていた。

この記事にもあるようにアナリスト達の意見は二つに分かれていた。

ただ共通しているのは今回の利上げは「織り込み済み」だったと言うこと。

故に数日前から投資家の間で準備はあったらしい。

その為か?チャートの動きは前場高値、後場安値となっていた。

今日の取引が終わって時間があったらここ数日の動きを写真にて掲載したいと思う(時間があったら)

いずれにしても、今年の大イベントは終了し残るは来年1月20日のトランプ就任までが勝負だろう。

一方で本日アベ総理は午後ロシアとの会談もある。

上手くいくといいのだが・・・。

株って本当、難しい。



いつもありがとうございます。