やっと、すかいらーくを利確できた。
利確とは、「利益」を「確定」して株を売る事である。
ここ数日、年初来高値を更新中のすかいらーく。
半年前私はここの優待狙いで買った。
しかし株主権利収得後株価が暴落。
一時は約20万の損失を出していた。
今までの私だったらそれこそネットの情報通り「早目の損切り」をして損失を出していたと思う。
けれど野村ホールディングス株での大掛かりな損切りの教訓から今回すかいらーくは損切りしないと肝に銘じてずっと耐えていた。
そして迎えたこの権利月の今日。
今日も年初来高値を更新し続けているけれど、週明けどうなるか?分からないので(米朝首脳会談も控えているので)内需株だから影響はないかもしれないけれど、いったん利確を決意した。
本当なら、どこまで上がり続けるか?見届けてから売っても遅くないのだが、流石に半年以上も持っていたのでいい加減他の銘柄へと移動したいのが本音である。
当初の予定では、株主権利が獲得した後売り抜ける予定だった(勿論利確も含めて)のだが、権利が確定する前から株価が下がり始めたので、それも今回難儀となった。
今回の私の学びは「下手に優待株に手を出してはならない」と言う教訓だった。
そう、優待を狙っていたとしても、その狙い月は「別にある」とわかった。
つまり優待株の場合、株主権利が確定する権利月はほぼ100%の確率で株価は上昇する。
しかし高値推移域に達する為、利益を目的とするならば権利月に買うのはオススメではないと言う事だ。
では、いつ買ったらいいのか?
それは権利月と権利月の間の一番安い時。
例えば今回の場合、すかいらーくはこの半年の間でこの日が一番安かった。
赤く表示されているところの2月15日の1424円である。
このような日を狙って安値で買い、利益を得ながら権利月に向かっていくのが理想なのかもしれない。
しかし、「権利を獲得する」が目標なのであれば、当分私は優待はもういいと判断した。
それはまだ「貧乏」だから^^;
資金が何千万ってあって、その内の数百万を優待に・・・と言うのであればいいけれど、今の私にとってはまだ高嶺の花だからだ。
それよりも小さな所で少しずつでいいから利益を増やしながら貯めていったほうが効率がいいと判断したのである。
それは、この半年、本当に長かったから。
実際、やっと含み損から離脱して利益に繋がったからいいものの、これで繋がらなかったら「待っていた時間はなんだったのだろう?」となってしまう。
ならば優待はいったん無視して、安い時に買って、利益出るなら売る、また買って利益出たら売る。
これを繰り返ししたほうが利口だと気づいたのである。
イオン株などは以前1600円台で買えたけれどもこちらも連日の年初来高値を更新して今2300円台になっている。
こうなるともう「手は出せない」
株式の鉄則、「株は安い時に買って高く売る」まさにその通りで高い時に買ったら本当「泣く」からである。
例えば今回の私のすかいらーくの例もそうだ。
優待月に買って、これも判断ミスだったけれども結局安いのかな?と思ったら高値の時でこの半年泣いていたし。
株価はいつが安値なのか?が本当判断が難しい。
今回すかいらーくのこの権利月。
今が高値だと思ったとしても、今後イオンのように連日上昇していけば今が安値になってしまうし。
イオンの場合、これは過去2年間の株の動きのチャートであるが、私が株式を始めた2016年の時は1400~1600円台を推移していて1600円台は高値のほうだった。
しかしチャートを見れば分かるようにいきなり2017年の11月ちょっと前から上昇し始め、今ではこの金額なのである。
あの頃高値と思っていた1600円台は今では化石の金額になっている。
さてそれでは今の2300円台は果たして安いのだろうか?
それが投資家の判断となるのである。
私個人的には今は手を出したくない金額である。
今後株価が3000円4000円と上がると約束されるのであれば勿論買う。
しかし万が一ここから暴落したらどうなるだろう?
内需株なので安定はしていると思うけれども、その判断は難しい。
つまり丁か半か?の世界になってしまうのである。
こればかりは「運」としか言えないのである。
しかしここ2年、株式をやってきて私なりにわかった事は上場来高値と上場来安値を足して2で割って平均よりも安ければ安値だし、高ければ高値になるのだと判断できるとわかった。(楽天がいい例になっている)
それと年初来高値と年初来安値の金額と照らし合わせて、そこから「高いか?安いか?判断」するしかないのかもしれない。
これから銘柄を狙う時は、まずこの2点を頭に入れた上で次へ進むといいかもしれないとわかった。
いい勉強になったと思う。