こういう仕事をしていると
必ず死は目の当たりにします
時には身内であっても
今日
その身内が勤務先の病院で亡くなりました
(故人はオトーサマの叔母で我が家はその方の生家になります)
ワタシは病状を知っていましたし、そう長くない病気だとも知っていました
時々病室を訪れては声をかけていました
いよいよ最期の時が近いかなとも思っていましたが
だーにもオトーサマにも言えず
でも今朝、とうとう仕事行く前に少しだけ話をしました
「そんなに長くはないよ、会いに行くなら早いほうが」と
そう言っていた矢先の昼過ぎに帰らぬ人になりました
今更ながら自分の職業的勘が怖いと思った瞬間でした
まさか、今日とは
オトーサマは幼少時からかわいがってもらい
だーが甲子園に行った春も夏も甲子園球場まで応援に駆け付けてくれた人でした
そのだーの嫁のワタシはとかくかわいがってもらい
プロの園芸家でもあった故人から
大事に育てた鉢をいただいたこともありました
仕事から帰りすぐに食事作って子供に食べさせ
友人の花屋に頼んで閉めたお店を開けてもらい枕花を作ってもらい
だーと一緒にお顔を見てきました
こういうことがある度に
そこにはジレンマが存在します
知ってるからこそ言えないし、個人情報ですから私達はそれを守る義務がある
だけどもう少し早く会いに行った方がいいと言っていたら
だーは生前に面会できたかもしれない
そのジレンマに何回経験しても悩まされます
時間外に作ってもらった枕花が
急いて逝った故人の
花すら間に合わなかった寂しい枕元を飾ってくれました
ワタシのせめてもの思いと
だーのお見舞いにも行けなかった無念さをなんとか解消したくて
何度経験しても慣れない
正しい答えが導けないジレンマ
すっかり夕食もお風呂も遅くなってしまった今夜は
だーと静かに故人を想うことにします