子宮頸がん予防ワクチン(ガーダシル)(不活化ワクチン)
(1)ガーダシルは4価HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンで、HPV6、11、16、18型の感染に起因する疾患の予防ワクチン。
(2)ガーダシルは2006年に米国で承認されて以来、世界120以上の国と地域で承認されており、現在、世界で使われているHPVワクチンの7~8割はガーダシルです。
(1)尖圭コンジローマ:
直径1~3ミリ前後の良性のイボが性器や肛門のまわりにできる病気
痛みやかゆみなどの症状はほとんどない。
15~29歳の若年女性に多く発生し再発をくえいかえす
年間推定患者数は3、9万人で、HPV6型、HPV11型の感染が原因の90%を占める。
(2)外陰上皮内腫瘍
外陰がんに先行してみられる場合がある腫瘍で、HPV感染が原因となっているのは半数程度
外陰がんは、女性性器の外陰部に発生するがんで、婦人科のがんの約3%を占める。
HPV6型、11型、16型、18型が原因
(3)膣上皮内腫瘍
浸潤性の膣がんへ進行する可能性がある腫瘍で、HPV感染が主な原因。
膣がんは、女性性器の膣にできるがんで、女性性器がんの約1%を占める。
HPV6型、11型、16型、18型が原因
ほぼ厚労省おススメ
的な接種の方向へ。