年度初め 入学、入社、歓迎関係のお仕事も

滞りなく終えることができました。


花屋としては少しだけ暇になる時間をおいて

今月末頃からいよいよ「母の日」の準備に入ります。

仕事はちょっとだけ落ち着きます。


そんな中、4月は姪っ子の結婚式も終えて

もう一つ、最後に大きな予定が控えています。



妻の納骨です。



以前からブログにも書いていた通り

僕の中ではずっと納骨しないつもりでいました。


子供達にも僕にその時がきたらママと一緒にお墓に入れてね、それだけを話してありました。


妻がいなくなってから

その事については子供達や家族と沢山話しをしてきました。


闘病中、何度となく入院した時も

家族が大好きな妻はみんなと過ごせない事を心底悲しみ、毎日毎日家に帰りたがりました。


僕はなるべく妻が寂しくないように

出来る限り毎日妻のところに行き


コロナで面会が出来ない時も

「受付にいるからね」

そう言って朝から晩まで病院の受付で過ごした事もありました。


「家に帰りたい」ずっとそう言い続けてた

そんな妻のことを僕が一番知ってるから


尚更お墓に一人にさせる事に抵抗がありました。


妻の両親も僕が話す妻の気持ちをとりあえずは理解をしてくれて今までに至ってはいたけど


いずれは納骨したい、そんな感じはその当時から出していました。


妻がこの世を去って三年が経ち

そろそろ、そんなタイミングで思っていた通りの

話がありました。


もちろん、僕しか知らない妻の思いも話し

なるべくなら今のまま


いつか僕がこの世を去る時に一緒にお墓に入りたい

それまで一緒にいたい、

強くその気持ちを話したけど


いつか自分達が亡くなる前に納骨してあげたい、

そう思う妻の両親の想いもまた理解出来ないものでもありませんでした。


納骨しないのは僕のわがままである事は

僕自身よく分かっていて


でも


妻が近くにいてくれると思っていたから

この三年間、僕も子供達も何とかやってこれた気がします。


それでも妻の両親の気持ちも何度も考え

子供達とも話し、何度も何度も考えて


そして今月末に納骨する事に決めました。



恐らくは僕の気持ちの問題なのだろうけど

妻のお骨が手元から離れてしまうと思うと

気持ちが落ち着かない。


まだしばらくの間は

気持ちのざわめきは無くならないだろうな。