明日はお休みです。


そろそろ母の日が近づいてきて

毎日なかなか忙しく過ごしています。


家に帰っていつも通り掃除、洗濯、晩御飯の用意をして


誰かが帰ってきたら一緒に晩御飯ご飯を食べます。


今日は息子の方が早かったから息子と二人で。


今日の晩御飯はチキンのレモンペッパー焼きとサラダ、昨日の残りの回鍋肉、

そして今日友達が差し入れをしてくれたコロッケとハムカツです。


ここのコロッケは僕がその友達から売っている場所を聞き出すほど美味しいコロッケで


他で食べるものとはちょっと違うコロッケでした。


そのコロッケを食べながら息子と妻の料理の話しに。


ママのコロッケはこんな感じだった、

唐揚げはこう、お味噌汁は少し薄味、この料理が大好きだった、何が美味しかった、これは美味しくなかった、これはママの方が上手、


そして


ママの作ってくれた料理の味をいつか忘れそうで怖いと


急にポロポロと泣き始めました。  


こんな事は初めてで


僕も突然の事で少しびっくりして

息子も少し照れくさそうに一度席を外して部屋の外に出ていきました。



ちょっと経って席に戻り


息子も泣きながら


また妻の料理の話しを沢山しました。


美味しかった物や妻の作った料理の大好きだったもの、美味しくなかったものや手抜きをしてたもの


息子は涙を拭いながら二人で沢山話しました。


その流れで妻の病気の事や治療の事、


当時は中学生から高校生だった息子達に心配かけまいと

それ程細かく病気の事を話していなかった事


妻が亡くなってから話した事がない事まで沢山。


息子はもっと妻と話しておけばよかったと

もっと優しくしてあげればよかったと


当時の自分は幼すぎて色々なことが分からなかった、とても後悔していると


珍しく僕の前で涙を流しながら呟き


でも妻は二人ととても良い関係だったよと

息子に話しました。


子供達は今でも妻の事が大好きで


僕も息子の手前、泣くのを必死でこらえながら

妻の話や子供達への思いを話しました。


こんな事はそうはないんだけど

なんだか今日はオトコ二人でこんな話になって


でも良い時間でした。


息子は妻の料理の味を忘れそうで怖くと言ったけど


大丈夫、多分一生忘れないと思う。


多分妻は生きている頃よりお前の事を見てると思うから


いつでもそう思って生きたらいいよと

話しておきました。


ママの事だから多分その場にいて

ウンウンとうなずいていたと思う。


子供達、ママの事忘れてないから

ちゃんと大事にしてるから


安心していいよ。




シャクヤク「レモンシフォン」



アジサイ「シオン」



ライラック








アジサイいろいろ入ってます。



ディスバット「シルキーガール」