久しぶりにブログを書きます。


毎日クタクタでブログを開くと寝落ちする始末です。


そして今日は久しぶりのお休み、やっと少し休憩です。



3月に入ってから卒業、お別れの花の注文が殺到して毎年大変なことになります。


朝早くから仕入れをして店に帰って水揚げ、作成、配達、接客、電話対応。


3月は朝から晩までこれをずっと繰り返します。


流石にずっと動いていると目が回ってきて

でも仕事は増えるばかり、


ありがたいけど一気にくるので間違えない様に必死です。


花屋はなってから毎年こんな感じで

それでも妻がいた頃は

帰ってから妻とコミニュケーションをとる事でリフレッシュできていました。


今は疲れて帰っても子供達はバイトやお出掛けでいない事が多く


そこから家事をあれこれこなしていると

全て終わってからダウンしてしまいます。


重ねて妻の祥月命日を通り越した事も大きかったです。


身体は疲れてて、それでも外にいると春のふとした時の事が頭の中を駆け巡ります。


カップルで買いにくるお客さん、

結婚記念日の注文、

外を歩く手を繋いだご夫婦、

もう咲き始めたサクラのつぼみ、

キレイな三日月のお月様、


ああ、ママとだったらこうしたなぁ

こんなところいったなぁ

よく手を繋いで歩いたなぁ

もっとこんな風にしてあげたら良かった

いつか一緒に行きたかったなぁ

ママと一緒に食べたかったなぁ


そう言えば亡くなる前の一月に行った初詣、


近所なのにママは何故か手を繋いでくれたなあ

いつもなら恥ずかしがるのに


ママの手を握りたいなぁ



ママ、元気にしてるかなぁ




忙しい毎日の中でもこんな事が頭に浮かぶたびに

勝手に涙が流れていたりします。


妻がいてくれたらもっと頑張れるだけど

それは仕方ない、もう一人で頑張っていかないといけない。



昨日は娘の大学の卒業式で飾りをさせていただきました。


沢山の袴の卒業生がいて来年の娘の卒業の事を想像しました。


ご夫婦で出席されてる方も沢山いて、

ママも生きていたら必ず一緒に出席していたはずです。


そんな娘の卒業式の花を飾る事ができて

妻が横にいたら多分きっと誇らしい気持ちになったと思います。


そして妻もきっと喜んでくれるだろう。




3月はこれからまた忙しくなります。


ウチの店は多分母の日よりも忙しい。


年度末と年度始めはお祝いの花の注文が多くて

でも沢山ご依頼いただける事、本当に感謝しています。


一つ一つ作る時、妻の事を思い出しながら、


「妻や家族に恥をかかせない様に作る」


その気持ちは今も変わりません。


まだ結構あるけどもう少し頑張ります。


ママ、見ててね。







妻の前に桜を飾りました。

見てくれてるかな。