一人で静岡に行った。
業者の人に風水で10/5までに南西に行きなさい(行かなきゃだめ)と言われて(脅されて)御前崎を目指しました。
静岡にしばらく会ってない友人がいたのを思い出し(それがひとつのきっかけでもあったけど)、連絡をとり夕方に待ち合わせることにした。
時間があるので清水港や、三保の松原を見た。そもそも海を見に行きたいな、とも思っていた。水が苦手なくせに海を見るのは好きなのである。
いろいろあって、全てのもやもやを海を見て消し去りたい、波にさらってほしいなんて思ってた。

それより感動することもあった。それは夕方から静岡芸術劇場というこじんまりとした屋外劇場で観た『しんしゃく 源氏物語』である。
末摘花のいとおしく、かつ、誇りを捨てずに『待つ』という行為にスポットを当てたものである。面白かった。良かった。すごく。
頭にこびりついているのは、末摘花が何度も口ずさむ源氏との思い出を詠った短歌と『好きにならずにいられない』の歌である。これはクライマックスではプレスリーであり、ラストのフィナーレではUB40であった。特に後者が妙にマッチしていた。
それ以来これが頭の中でぐるぐる回り静岡を思い出させる。御前崎の海は荒々しく、僕の少しの、煩悩を洗い流してくれたようである。
幸運は訪れたかどうかはまだはっきりわからないが、変化はあった。
静岡での写真はカードにしてお財布に今も入れてある。
99/10/31


 

Green Day at Akasaka BLITZ

1998/3/22


外で並んでいるときと中に入ったときの温度差が激しい。
all standing主義のGreen Dayの追加公演会場はBLITZ。
前座が稚拙ながらも程よくボルテージを上げた後3人が登場。
前半は『nimrod』からの曲が中心で『insomniac』『dookie』の曲も徐々に登場。
大好きな"Basket Case"から"She"へとつなぎ僕はもう狂喜乱舞。
最後はしっとりめの"When I Come Around"からビリー・ジョー弾き語りの"Time of my Life"
その一週間は頭の中はシームレスにGreenDayの曲がぐるぐる回る。仕事もはかどる(?)


入る前は「Tシャツ高えーなー」なんて言っていたが終わって出た後は
「買うか」というアイコンタクトでヨシテツ君とお揃いでTシャツを買ってしまい
さらに汗ばんだシャツを脱ぎその場で着替えてしまう。
気が大きくなったかヨシテツ君は赤坂ラーメンでチャーシューメンを食っていたがこれは失敗だったようだ。

 


ところでその前の週には加地秀基のライブに行った。
30を越して半ズボンはくのが好きで客層も女性が8割以上。
ただ、彼は「かわいい」という女性からの表層的な評価だけでいいのだろうか?
答えは明らかにNOである。


日本の音楽史に残るだろうバンド「フリッパーズギター」が後世に残した音楽の系統をもっともピュアーに引き継いでいるのはコーネリアス(小山田圭吾)でも小沢健二でもない。カジ君だ。
彼らはフリッパーズを解散させたあとのそれぞれの1枚目は確かにフリッパーを感じさせる内容であったが今は全く別路線であり、正直言ってコーネリアスの直近の音楽はちょっぴりついていけない。(口ずさめる音楽ではない!!)
もちろんカジ君が完璧に流れを汲んでいるわけではないが、ブリッジにいたころは女性ボーカルだったせいもあるがもっと甘ったるさばかりが押し出されていたような気がする。


『MINI SKIRT』なんて飛び跳ねるようにPOPで非常に心地よいし
『tea』はしっとりした曲が増えかつ詞にもじんとこさせる哀しさもみえる。


「輝ける季節 僕たちはお茶を飲んだよ」-"tea"

なんて歌いながら目黒通りを歩いていると僕はもういろいろ思い出して鼻柱がしびれてしまう。


ライブのクライマックスは最高だった。
"ラ・ブーム"なんて出だしが超かっこいい。
途中のイントロなんて山下洋輔のような狂ったピアノの連弾で。カジ君も飛び跳ね駆け回り、僕は"SIESTA"でもう声張り上げて歌いまくり。
ライブで聞くともう最高。


シブヤ系と名をつけられると少し軽い感じがするけど中身は非常に重い。
小沢健二の1枚目の"天使たちのシーン"なんて14分もある長い曲なんだけど、詞にじっと耳を傾けているとぜんぜん長さを感じさせない。だんだんと力が湧き出てくるような曲。
たぶんメロディーは単調なんだけどいまだに飽きない。"ラブリー"なんてすぐ飽きちゃったけど。
あの詞は本当にフリッパーズの名曲の詞を支えていた彼の陰の面での才能。


つーことでつれづれなるままに書いたけどライブはいいですね。

Night Ranger at AkasakaBLITZ("Burrn!"風)

1997/4/9

4/9 赤坂ブリッツ

両脇をフィッツのキーボードとケリーのドラムが固め
その間を3人がポジションをとり、5人が一列に並ぶように見える。
ナイトレンジャーの復活を見るにふさわしいステージだ。

曲はすべて1.2.3枚目とNEW ALBUM「NEVERLAND」からで4 .5枚目はゼロ。
観衆はNEW ALBUMにはまだ馴染んでいないようだがオリジナルのアルバムからの曲はすべて合唱し、シャウトしクライマックスに向け着々とボルテージを自らあげていた。

ブラッドは髪を切りダンディなおやじになっていたがテクは全く変わらず絶品のアーミングをうならしプレイは天才と呼ぶにふさわしいほどである。
一方努力の天才ジェフは8フィンガーで客をうならす。

ロック界でアーミングと8フィンガーのそれぞれ頂点に立つプレイヤーを擁するこのバンドの素晴らしさをライブでさらにいやというほど知らされる。
ジャックは両者のバランスをとりながら歌い走り回り明るいMCで盛り上げる。

バラードはすべてアコースティックでケリーガリードボーカルをとる。

ただ「Goodbye」をアンプラグドでやるのはもったいない。
この曲こそバラードとはいえブラッドの美しいアーミングによるメロディが聴ける曲なのに。

「When you close your eyes」「Night Ranger」はこんなにもハードに熱くプレイできるのか
と思うほどの満足できるアレンジであった。

「Don’T tell me you love me」はまさにナイトレンジャーが凝縮された完成度の高い名曲。
これがデビュー曲であったかと思うと恐ろしさを感じるほどである。

ラストフィナーレは「ROCK In America」全員が待ちわびた曲でこれ以上のアンコールはいらなかった。

また日本でプレイが見られる日を楽しみにしている。彼らのリスタートは始まったばかりだ。
やはり、ブラッドギルスは天才プレイヤーだ、、、