ちょっと刺戟的なタイトルですが
夏休みの間に、現&元支援員仲間とボランティアで複数の学童やデイを回り、工作教室的なものを開催しています
学年や本人の希望によって難易度を変えたり
支援級やデイの児童には指先を使う訓練になりそうなものにしたり
いずれも最低限"自由研究"として提出できるものを作らせよう、というのが目標です
※支援学校や支援級では自由研究自体が課題にないところが多いですが、できればそのくらいのレベルまでのものを…ということにしてみました
私の暮らす地域では自由研究と称して読書感想文、工作、作画、理科社会研究…等何か1つを提出する決まりがあり、その一環として複数のコンクールに応募することもできます
コンクールとは別に地域で優秀な作品を集めて展覧会のようなことも行われます
私達が開催する工作教室では流石にそれらのコンクール等に出せるレベルのものは作成しません
共働きで時間がないご家庭や、何をしたらいいのかわからない場合の参考になれば…程度です
事前に告知し、当日材料を各自持ってきてもらい作成する…という流れです
全てボランティアなので、謝礼等は当たり前ですがいただきません
※場所代をお支払いすることもありませんが
お茶をお出しいただけたり、休憩時にお茶菓子等を出していただける時はありがたく頂戴します
この活動は既に数年続けているのですが…
毎年返答に詰まるような発言をされる保護者がいます
※同じ人ではありません
・材料費払うから手ぶらで参加させてほしい
という保護者は一定数います
こちらとしては材料くらいは好みのものを揃えてあげて欲しいのですが、その時間さえないと言われ実費+交通費で購入したこともあります
→好みではない、高すぎると文句がきてから一律お断りとなりました
・うちの子には難しすぎるor簡単すぎる
→ある程度学年を目安に難易度は設けていますが、本人の希望があれば他のものも製作可能です
ただし時間内に作成できない場合はそのまま持ち帰ってもらいます、そして「最後まで作らせて欲しい」という連絡がくることが多いです
・この作品ではコンクールに応募できない
・せっかくだから◯◯に連れて行ってそれについてまとめたレポート等を作成してほしい
→…ここまでいう強者は年に一人か二人ですが、いるんですよね…
勿論お断りしています
いつも思うのですが、ボランティア、無償というものにどこまでも求める人の心理はどういったものなのでしょうか
無償なのだから有難がれと言いたいわけではないですが、もっともっと、これくらいいいでしょう?という態度でくる保護者にはもはや自身の常識など通用しないのだなと感じます
学校生活での支援やサポートも
受けられて当然ではありますし、支援者もそこに感謝してほしいと思って活動しているわけではありません(少なくとも私の周りの支援者は)
でもだからといってあれもそれもと支援を要求されたり
最初から無理と言っていることに対して苦情を言われたり
※勿論仕事として賃金が発生しているものですので、やれることはやります
感じることは支援する側の体力、心理状況が年々厳しくなっているなあということです
私の場合は児童と接していることが多いので
ストレスを感じるのはだいたいその保護者に対してであり、児童には何も感じませんが
もし暴力を振るわれたり
生理的嫌悪感を拭いきれない行為をされたりした場合
支援側の心や体を守ることも重要になってきそうだなと思います
さてそうは言っても児童達とわちゃわちゃ工作するのは楽しい時間です
今年も残すところあと数回、楽しめたらなと思います