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インクルーシブの定義は 

違いを認め合い、すべての人がお互いの人権と尊厳を尊重し合いながら生きていく、共生する 

といったことなのかと思いますが 

個人的にはやはり
差別心をなくす
ことも重要な1要素だと思っています 


 ママ友と盛り上がって帰路につきふと思ったんです


ここまでしないと共生できないのか 

ここまでしたら共生できるのか 


 理想(と思われる)の学校をつくり、全ての児童が一緒に学ぶ場所と機会を与えたとして 

それで本当に障害児は生きやすくなるのか 

それで本当に全ての障害者差別意識は消えるのか 


私はNOだと思います 


人間は誰しも自分の中に醜い感情を持っているものだし 

多かれ少なかれ差別心だってあると思っています 

※それが障害者差別に限ったものではなく 


例えば私は
小児愛者を理解することはできないし、理解したくもないし、できれば出会わずに生きていたいと思っています 

性同一性障害は理解しているつもりですが、実際男性の体を有する方が銭湯に入ってきたらびっくりして少し不快に感じてしまうかもしれません 

娘には、奇声をあげたり理由のわからないことを喚いている人がいたらなるべく避けて逃げなさいと伝えています 


これを差別心と言われたら否定できません 

そしてこのような感情は例えば小児愛者からその感情を説明されたとて変化しないと思います 


他の差別に関しても 

いくら共に教育を受けても差別心が消えない人はいると思います 

人種差別、カースト制度、男女差別 

歴史からも人間が差別心を持っていること、それが容易には消えないことは明らかです 


日本の政府が現状掲げているインクルーシブ教育は、私は予算の削減と世界に向けてのアピールだけであると考えます 

※本気で北欧並みにするとしたら予算全然足りないですよね 


じゃあ現状でインクルーシブ教育に向けてなにかできるんだろう? 


あくまで私の個人的な考えは 

インクルーシブ教育を教育現場に丸投げしない 

です 


教育は何も学校だけに限らない 

義務教育期間中、児童達は学校以外でも様々な“教育”の機会があるはずです 


全ての児童を同じ学校施設での学びに拘らなくても 

地域のイベントや習い事、支援学校との交流の機会を増やす 


障害児の保護者も与えられる機会を待つだけでなく、自分達からも発信する、参加する 

健常児の保護者達もPTAや地域活動を通して違う学校の児童とも触れ合える機会を増やす 


学校の校庭開放は地域の子供なら誰でも利用可能にしたり 

校外学習は支援学校と日を合わせて合同にしたり 

運動会のようなスポーツ大会を合同で行ったり 

※この辺はやはり教育現場が主体になる必要がありますが 


どれも新しく学校を作るよりはハードルは低くないでしょうか 


そしてこれらの交流を増やすには、やはり保護者が積極的に動くしかないと思います 


現状の教育現場は日々の業務をこなすことすらままならない状況の地域も多いでしょう 


叶わないインクルーシブ教育を嘆いていても今の日本の政府は変わらないと思います 

そして今の教育現場にどこぞやの知事が言うように無理に”ごちゃまぜ“に児童をまとめて、何が変わるでしょうか


ご自分の子や、地域のインクルーシブ化を求めるなら、やれることからやるしかない 

今回のママ友との会話で私が出した結論です 

私もできることから自分の地域のインクルーシブ化に取り組んでいけたらなと思います😊