私は感情表現できない心の痛みを

コロコロ変わりやすい気分に

いつもすり替えていた。

 

 

イライラしたり

すぐキレたり

すねてどこかにプイと消えたり

 

 

その度に家族や友人は

私の気分に巻き込まれ

右往左往することがよくあった。

 

 

朝、昼、晩で気分は変わる。

気分は自分ではよくわかっていたが

感情は、あまりわからなかった。

自分のものなのかどうかさえわからなかった。

 

 

薬物を使っていた頃は

当然のように

感情は抑圧されているから

いつもイライラしたり落ち込んだりの

気分の表現に留まり続けていたからである。

 

 

逸脱行為が増え

気分が引き金となって

トラブルを繰り返し

周囲を巻き込んだ。

 

 

クリーンになってから

回復のプログラムを始めると

人の表現する言葉が耳に入りだし

単なる気分から

徐々に感情表現ができるようになってきた。

 

 

でもそれは遠い道のりだった。

 

 

自分の気分領域を感情と勘違いしていた頃は

ミーティングが終わると

自分のことは語らず

他人のことばかり話して

自分が本当に感じることを

無意識に避けようとしていた気がする。

 

 

感情領域に行くのには痛みを伴う。

 

 

今だって。