鞍馬から帰ってから、毎日、毎瞬、気づきが起こって

止まらない。

 

 

 

 

2020年に乳癌の告知を受けるまでの

私の人生を振り返って、いったい自分が

どんな意識状態で生きていたかを考察した。

 

 

 

 

美しい意識の状態か、苦しみの意識の状態か。

 

 

 

 

振り返ってみて愕然とするが、

ほとんどが「苦しみの意識状態」だったことに

気が付いた。

 

 

 

 

これは私だけではない、家族全員が苦しみの意識

状態で生きていた。

 

 

 

だから、父も、妹も、祖母も私も癌になったのだ。

 

 

 

 

子どものころから我が家の価値観は、勤勉、真面目、

贅沢はしない、旅行はしない、倹約、楽しむより仕事。

そんな価値観。

 

 

 

その上、良い人であらねば、真面目に生きねば、

勤勉であらねば、という「ねば、べき」が支配して

いた。

 

 

 

だから少しでも贅沢しようものなら罪悪感を感じ。

人から嫉妬されないように、自分を下げる。

目立たないように生き、私は害のない存在ですよ

って小さく生きる。

 

 

 

そんな人生しかないって思っていた。

 

 

 

おそらく親も。おそらく先祖も。

 

 

 

私もそんな人生以外の人生があるなんて想像も

しなかったし、周りを見ても想定外の人生を

歩んでいる人なんて見当たらなかった。

 

 

 

みんな似たりよったり。

 

 

 

親戚に宝石商をして裕福な家族はいるが、

「昔から派手好きだったよな」とか言って、

彼らは例外だと思っていたし、そんな贅沢な

暮らしぶりをどこか軽蔑していた。

 

 

 

本当はそんな風に生きたいのに。

本当は贅沢して、楽しんで生きたいのに。

 

 

 

 

そんな本当の願望を見ないふりして、

ほとんど自分を楽しませることをせずに、

仕事だけしていたら、生きるのに困らないくらいの

経済力を得られたら、それで満足、なんて

自分に言い聞かせて生きていた。

 

 

 

 

本当は?

 

 

 

もっと自由に、もっと遊んで、もっと楽しく生きたい!

 

 

 

それが私の望みだった。

 

 

 

そりゃ真逆の人生を歩んでいたら

癌にもなるわな。

 

 

 

そしてそれが家族全員の思考の癖を形成して

いた。

 

 

 

ようやく今、その癖が破壊的な影響を人生に及ぼして

いたのだと気づいた。

 

 

 

子どものころから染みついた価値観は、

容易には気づけないし、容易には取り払えない。

 

 

 

意識、無意識にネガティブな選択をさせるからだ。

 

 

 

これを取り払うには言葉で思考を変えていく

だけでは難しいかも知れないなと思った。

 

 

 

鞍馬&貴船で体験した大いなる自然のエネルギーが

宇宙の振動を私の身体に伝達してくれた。

 

 

 

その振動で、次元上昇が起こったからこそ、

理解できるようになったのかも知れない。

 

 

 

人生の大半を苦しみの意識で生きてきた。

 

 

 

そうでない意識状態があるなどと知らずに。

 

 

 

私が人生をかけて体験したのはまさにこの、

苦しみの意識状態から抜けて、美しい意識状態に

到達する全プロセスだったのだ。

 

 

 

体験したから伝えられることがある。

 

 

 

そういうことだったのだな。

 

 

 

鞍馬のエネルギーを感じるとき、

3次元の意識状態ではなくなる。

 

 

 

それが今回鞍馬でダウンロードされたもの

だった。

 

 

 

本当にこれは「ダウンロードされた」としか

表現できないものである。

 

 

 

まだ数日しか経っていないのに

見える世界が激変した。

 

 

 

この体験は多くの人の道しるべと

なるだろう。