お恥ずかしい話だが、
私もツインレイ幻想にはまっていた
ひとりであった。
何年もいわゆるツインレイ概念に
洗脳され、相手と会えるように
なることが魂の目的だ、と考えて
いた時期があった。
でも、どんなに内観しても、
相手に会いに行っても
現実は変わらなかった。
その期間なんども
「何かがおかしい」
って思ってたんだけど、
その幻想があまりにも甘美で、
手放せなくて、その違和感を
スルーし続けていた。
「何かがおかしい」という直感によって
魂は私に警告を発していた。
「そうじゃないんだよ」ってお知らせを
送っていた。
でも、私のエゴは、その過去の再現を
選び続けた。
どうも、グルグルと同じループを回って
いるな、すっきりしないな、っていう
違和感が消えず、こうなったら
思いをぶつけてくるしかない！
と、これが最後と彼に会いに行った。
そこで目の当たりにしたのは、
自分だけが過去に取り残されていた
感覚だった。
目の前の彼は、新たな現実を生きている。
私だけが過去のまま。
私だけが幻想の中にいた。
かなり恥ずかしかった。
でもその恥ずかしさがあったから
気づけたんだ。
相手との未来の中に私の未来が
あるわけではなかったのだということに。
そこで未練を吹っ切ったことで、
新たな人生を生きる決意ができて、
その新たな自分として生きる私なら
何をしたいかを考え始めた。
そして行動して、出かけていったイベントに
私の理想とする生き方をする女性たちが
いた！！！
こんな風に生きていいの？？？？
魂が喜んだのをはっきりと覚えている。
これこそが私の魂の生きたい生き方だった。
何にも縛られず、自分の感性、直感に従って
生きる生き方。
そんな風に生きている人たちがいるなんて
知らなかった。
私の生きてきた狭い世界にはいなかった。
狭いかごから抜け出せた気がした。
私を縛っていたのは他でもない私で、
過去の私が現在の私の行動をしばっていた。
ツインレイの存在自体は否定しない。
でも、その相手との関係性だけにとらわれて、
二人の関係をうまく行かせることだけに
フォーカスすると大事な魂の成長の
妨げになってしまう。
相手との三次元的な恋愛関係を望むのか、
それとも魂の拡大・成長を望むのか？
その2択の間での選択を迫られる。
魂は進化、成長を望むもの。
だとするなら、選ぶべきなのは前者ではなく
後者である。
もちろん拡大・成長の先に、相手とのつながりが
生まれる場合もあるだろう。
でも、優先すべきは、魂の成長の方なのだ。
あの時、彼との縁を終わらせると決断しなければ、
私はまだ過去に生きていただろう。
今のなかにすべてがある。
今を生きてこそ魂が輝く。
私は未来の私の声を聞いたのだ。
過去を切り離せば、すばらしい未来が手に入るよ。
理想の自分、理想の仲間、理想の生き方が手に入るよ。
ユングがアニマ・アニムスとして説明している
ように、ツインレイとはあなたの内なる異性である。
それは魂が全体性を回復させるための
イメージ（イマーゴ）である。
それを相手に投影しているだけ。
だからあなたが追うべきは
あなたの魂であって、外側の相手ではない。
あなたがあなたの本心とつながり、
あなたの魂の目的を生きる。
それが生まれてきたあなたのすべきことである。
ツインレイとはそれを導くための
魂からのメッセンジャーである。
その投影に翻弄されるままでいるか、
それが真実だと知って抜け出して
自分を生きる方にシフトするか。
そろそろ真実を直視して
抜け出すタイミングが来ているのかも
知れませんよ。
7月に大きなシフトアップが来るそうな。
過去を引きずって古い世界に引きもどされるか、
切り離して前進するか。
どちらかを選ぶタイミング。
拡大の未来か、縮小の過去か。