両親との関係で悩んでいる人へ




私はいつからか、両親のことを、
どこか理想と違うとか、
情けないなどど、蔑んでいた。



もっと立派な親だったら良かったのに。


もっと器の大きな親だったら良かったのに。



そんな無理な理想を親に押し付けていた。



魂の学びをし始めてからは特にそれが
ひどくなり、何で魂の生き方をしないんだろう。



何で使命に目覚めたいって思わないんだろうって
どこかバカにしていたのかも知れない。



何故か今、そこに光を当てよとお知らせがきたから、もう一度向き合ってみることにした。



両親の今世での役割や、天職を見たとたん、
自分が間違っていたことに気づかされた。



両親は今世果たすべき学びをちゃんと行って
きた。


母のテーマは人間愛を学ぶ。



父は利他主義。



二人はかなり人間臭い学びをしてきたのだ。



それを、私は、魂の生き方に目覚めてない!
とか、悟るべきだ!なんてやっていた。



いや、両親は私以上にこの世での学びをしていたのだ。



人に裏切られたり、人助けをしたり、
組合活動したり、実母の死、継母とのいざこざ、
父の戦死、娘の死、ありとあらゆる人間の
闇を経験し、まだその体験を続けている。



私にしてみれば、もうそのフェーズを抜けて
魂の生き方に戻れば残りの人生幸せに生きられる
のにって思うけど、まだその体験を選び続けるところに、苛立ち、説得しようと必死になっていた。



でも、それは間違いだったと気づかされた。



彼らは今世、人生を体験に費やす!と決めて
きたのかも知れず、私の狭い了見で、
それがいけないこととか、
精神的成長をしてないとか、
ジャッジすることがそもそも
浅はかで愚かな行為だったことに
気づいた。



私はなんて愚かなことをしていたんだろう。



確かに両親の体験は闇ばかりだったかも
知れない。


でもそれを体験しにしきたんだから。


苦労や苦悶を体験しに来たんだから。


そう思えたら、それを実直にやってきた
彼らを誇りに思えた。


例え、今世覚醒せずとも、
彼らは勇者であると思えた。


人間くさい彼らが嫌だった。



でも地球に生まれるとは人間を体験することに
他ならない。



人間万歳!


そしてそんな両親が誇らしいと思った。


私はちゃんと学びになる親を選んで生まれて
来てたんだな。


残りの人生、両親と一緒に地球を体験したい。


人間らしさとは、
人間愛とは何なのかを体験したいって
思えた。



今までスミマセンでした。
私が愚かでした。
あなたがたの娘で幸せです。



あなたがたを誇りに思います。