アラカンでもNetflix でフランス語表現

アラカンでもNetflix でフランス語表現

20年近く前からフランス語勉強し始め2018年仏検準一級取得。
コロナでステイホームの時期にフランス語でNetflix見始め、気になる単語、表現など、フランス語で見ることができる作品について
書いていきます。

フランス語の単語調べには主にだいぶ古い電子辞書

を使っている。和仏も英仏も入っているし、変化形

からでも検索できるので、便利なのだ。

ただ古いので新しい言葉が載っていないので、

そういうときだけネットで調べる。

 

ドラマで出てくる単語は、やはりくだけた言葉が

多いので、辞書中(話し言葉)(話)というふうに

入っているものが多い。会話でもよく聞く

言葉などは使ってもいいのかなと思うが、

(俗)となっているものは俗語となると

もうちょっとくだけているのだろうか、

となると安易に使わないほうがいいのかな。

 

今回『六人の女』第二話で出でてきたのは

ノエミが病院の待合室で看護師に冷たく

あしらわれて言う一言。

 

気になる表現

"Si je la balance au service client,"

(今のをカスタマーサービスに言いつけたら)

 

balancer (vt)(隠)密告する

balancer は通常揺り動かすという意味の動詞だが

隠語的な意味で上記の意味になるようだ。

隠語というと使ってはいけない言葉のような

イメージだが特定な分野や職業のひとが使う

言葉となっている。元々特殊な場所で使われ

ていた意味が今では口語的に使われている

のだろう。

 

どちらにしても外国人がなれない相手に使う

のはやめたほうがいいのだろうな。

 

出たきた表現

pressentiment(m)予感、虫の知らせ

requinquer(vt) (話)元気づける

influer sur ~ (強い)影響をおよぼす

récidive (f) 再発

 

一話ごとに一人を取り上げてどんな事情を

かかえているか紹介される設定のようだ。

それぞれ病気をかかえワケありというか

崖っぷち状態といえる状況。

 

悲劇なはずだけどさほど暗いイメージがなくて

心配ながらも先をみたくなるドラマ。

 

 

 

 

 

前回NHKプラスの『6人の女』で書いたように

無料で使えるGoogle 拡張機能のLanguage Reacter

で適当に設定してみたら、

ドラマ視聴中自動的にフランス語音声から

フランス語字幕が表示されるようになった。

 

試しにHuluで『アストリッドとラファエル』

シーズン1第六話 見てみたら、

やはりフランス語字幕表示される。

 

これで大好きなドラマのフランス語かなり解読

できると喜んでみていたが、あの早口の

ラファエルのセリフは字幕が表示されない

ことがある。さすがのGoogleも早さについて

いけないらしい。相当な早口。

私が聞き取れないのは当然といえば当然。

私の場合ほとんど聞き取れていないけど。

 

気になる表現

"J’ai lu quelque part que pour faire un cadeau

il fallait se mettre à la place de l'autre."

 (相手の身になって選ぶといいみたい)

se mettre à la place de l'autre 相手の身になる

 

ラファエルの誕生日プレゼントに悩んだ

アストリッドが自閉症サークルで相談

すると、一人の参加者が言う言葉。

一番苦手なことを言われて狼狽する

アストリッドはウイリアムの助言を参考に

あるものをプレゼント。

 

出てきた表現

faire des prelèvement (検査のため組織など)

          採取する

faire du jardinage 庭いじりをする

faire un crochet 回り道をする

ce n'est pas son genre de ~

~する人じゃない

 

ラファエルの誕生日パーティーがあったこの回

印象深いが、ラファエルとアストリッドが同じ

誕生日だというエピソードはすっかり忘れていた。

シーズン1はアストリッドとラファエルという

まったく違うタイプだけど強くひかれあって

絆を深めるエピソードがよかったな~。

 

 

『6人の女』第一話

はじまったNHK総合のフランスドラマ。

ガンを経験または治療中の女性たちが登山を

めざすというストーリー。

 

 

 

のっけからかなり不穏な感じで、ワケアリと

いうかサスペンス!?

 

でも6人のメンバーが個性的でアクティブな感じで

深刻な暗さがなくて、サバサバしているのが

いい感じ。

 

気になる表現

"J'ai 12 appeles en absence."

(不在着信が12件)

 

appeles en absence   不在着信

山に入って携帯の電源を切っていたサラが電源を

入れたとたんに着信音がして言った言葉。

 

実はある事故を起こしたまま何もせずに登山に

きてしまったサラ。それぞれのメンバーの発言も

何か色々ありそうで、これから面白くなりそう。

 

出てきた表現

pompe (f)(話) 腕立て伏せ

pas de reseaux 圏外

rando (f) 山歩き 

plâtre (m) ギプス

 

なんとGoogle 拡張機能を更新して適当に設定

してみたら、NHKプラスでもフランス語字幕が

出ている。音から自動で作成されているが、

かなり使えそう。ほかのいろんな配信でも

使えたらうれしい。

『グッドドクター』 シーズン2 第四話

今回は色んな障害や問題で生きづらくなった

若者たちがでてきて、

ショーンが辛かった少年時代を回想する。

 

 

怪我をして運ばれたマックスは知的障害

があリ、もう子供とは言えない年で

二人で暮らす母親にも手に余るようになって

母親は一人で悩んでいる。

 

気になる表現

"La vie, c'est une vacherie."

(頑張るっきゃない)

 

vacherie(f) (話)意地悪;ひどいこと;牛小屋

日本語は意訳でソフトに訳しているが、

フランス語の直訳からすると、

人生はまったくひどいということだろう。

(だからがんばらないとならない)という

意が含まれているということかな。

 

ショーンが自分があるとき預けられていた女性に

いわれた言葉を不安をかかえるマックスに伝えた

表現。頼る人がいなかったショーンには

響く言葉だったのだろう。

 

出てきた表現

dans l'inétret de qn ~のために

larguer (vt) (話)捨てる、お払い箱にする

 

親を憎んでしまったり、自分の命を絶って

しまったりする子たちが出てくるが、

でもやはりショーンのように

まずはなんとしても懸命に生き抜いて

生き残って喜びを見つけてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜の夜NHK総合の『アストリッドとラファエル』

放送していた枠で新たなフランスドラマが始まる

ようだ。

 

意外にも今回はミステリーものではなくて、

ヒューマンドラマらしい。

 

 

 

フランスのヒューマンドラマのシリーズを放送

するって、めったになかったと思うが、これも

『アストリッドとラファエル』が好評だったから

かな?

 

予告をみると想像よりアグレッシブな感じで

また期待してフランス語とともに追っかけて

みようかな。

 

もちろん『アストリッドとラファエル』の続きは

心待ちにしています。