【博多雑学×お肉辞典】「会」を“や”と読む?放生会はなぜ「ほうじょうや」?新生姜とお肉の秋レシピ | 福岡の肉屋MEAT PLUSの公式ブログ~お肉に関するあれやこれや~

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博多の9月といえば、筥崎宮の放生会。

福岡では当たり前のように「ほうじょうや」と呼びますよね。

でも、文字だけ見ると少し不思議。

「会」って、“や”って読むっけ?

こんにちは!MEAT PLUSです。

今回は、そんな「放生会(ほうじょうや)」の読み方についてのブログです!

調べてみると、「会」という漢字には意外な読み方があったり、放生会名物の新生姜にも博多らしい話が残っていたり。

そして新生姜といえば、お肉との相性も抜群です。

放生会の「や」はどこから来たのか?
新生姜はなぜ放生会の名物なのか?

最後は牛・豚・鶏、それぞれに合わせたい新生姜の食べ方までご紹介します!

「会」には“え”という読み方がある

普段よく見るのは「会社」「会議」「宴会」などの「かい」

ところが「会」には、神仏に関係する集まりなどで使われる「え」という読み方もあります。

たとえば、

法会(ほうえ)
涅槃会(ねはんえ)
盂蘭盆会(うらぼんえ)

「お盆」の語源にもつながる盂蘭盆会まで出てくると、意外と身近なところに「会=え」があったんですね。

そして「放生会」も、全国的には「ほうじょうえ」と読むのが一般的です。

じゃあ、博多の「ほうじょう“や”」は?

ここが今回、すーちゃんが一番気になったところ。

「会」という漢字に、普通の読み方として「や」があるわけではありません。

筥崎宮では「放生会」という言葉全体を「ほうじょうや」と呼びます。

一般的には「ほうじょうえ」。
福岡・筥崎宮では「ほうじょうや」。

なぜ「え」が「や」になったのかについては諸説あり、ひとつの由来に決まっているわけではないようです。

なので「会=や」と覚えるよりも、「筥崎宮の放生会は“ほうじょうや”」と覚える方がよさそうです。

福岡ではあまりにも普通に「ほうじょうや」と言っているので、逆に「ほうじょうえ」と読む地域があることの方が新鮮かもしれませんね。

そもそも放生会ってどんなお祭り?

筥崎宮の放生会は、毎年9月12日から18日まで行われる秋のお祭りです。

博多どんたく、博多祇園山笠と並ぶ博多三大祭りのひとつとしても知られています。

万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝するという意味を持つお祭りで、長く博多の秋の風物詩として親しまれてきました。

そして参道にズラッと並ぶ露店。

すーちゃん的には、ここも放生会の大きな楽しみです。

放生会の名物といえば「新生姜」

露店の食べ物も気になりますが、放生会の名物として昔から知られているもののひとつが葉付きの新生姜です。

箱崎周辺ではかつて生姜の栽培が盛んで、放生会のお土産として新生姜を買って帰る風習が広まったとされています。

さらに、新生姜には黒田官兵衛にまつわる話も。

黒田官兵衛が有岡城に幽閉されていた際、敵方でありながら世話をしたとされる加藤重徳。

その後、官兵衛が重徳に筥崎宮近くの土地を与え、放生会を訪れた官兵衛へ重徳が新生姜を贈ったところ、大変喜ばれた。

これが、放生会で葉付きの新生姜を買って帰る風習につながったともいわれています。

放生会と新生姜。

何気なく並んでいるように見えて、ちゃんと博多の歴史につながっているんですね。

新生姜を買ったら、お肉と食べよう!

新生姜は、一般的なひね生姜に比べて辛みがやわらかく、みずみずしいのが特徴。

甘酢漬けや薬味ももちろん美味しいですが、お肉屋としてはぜひ肉と合わせてほしい!

ということで、牛・豚・鶏でひとつずつ。

牛肉×新生姜|新生姜のしぐれ煮

牛切り落としと細切りにした新生姜を、醤油・みりん・酒・砂糖でサッと煮ます。

ポイントは新生姜をちょっと多いかな?くらい入れること。

牛肉の脂と旨みに新生姜の爽やかな香りが加わるので、ご飯との相性は文句なし。

冷めても美味しいので、おにぎりやお弁当にもおすすめです。

豚肉×新生姜|新生姜たっぷり生姜焼き

生姜と豚肉。

これはもう、説明不要の名コンビですね。

豚ロースや豚バラを焼いて、すりおろした新生姜を加えたタレを絡めます。

さらに細切りの新生姜を最後に加えると、シャキッとした食感も楽しめます。

いつもの生姜焼きとは少し違う、今の時期ならではの生姜焼きになりますよ!

鶏肉×新生姜|鶏ももと新生姜の炊き込みご飯

鶏もも肉と細切りにした新生姜を、お米と一緒に炊き込みます。

味付けは、だし・醤油・酒・みりんでシンプルに。

鶏肉から出る旨みをお米が吸って、そこに新生姜の香りがふわっと入ります。

まだ暑さが残る9月にも食べやすい炊き込みご飯です。

「ほうじょうや」から新生姜まで

今回は、「放生会はなぜ“ほうじょうや”と読むの?」という疑問からスタートしました。

調べてみると「会=え」という読み方があり、さらに博多独特の「ほうじょうや」という呼び方があり、そこから新生姜の話まで。

毎年当たり前のように聞いている言葉でも、調べてみると知らないことが結構ありますね。

放生会で新生姜を買った方は、甘酢漬けだけでなく、ぜひお肉とも合わせてみてください!

牛・豚・鶏なら、皆さんはどれと合わせたいですか?

もし、これ以外にも「こんな食べ方、どう?」といったご提案や、もっと知りたいことがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

これからもMEATPLUSは、皆さんの「美味しい!」を追求していきます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに!

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