赤い公園について。 | まつみパーキングエリア

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(赤い公園 / KOIKI ジャケット写真引用)


かつてラジオのレギュラー番組を担当していた頃、
この日の選曲で出会いました。

それまでなんとなくしか聞いていなかった赤い公園。
ダンサブルだったりファンキーだったり、いろんな表情があってかっこいいバンド、
という印象でした。
正直、そこまで聴き込むこともなく、なんとなく上っ面を撫でて聞いていた感じ。


確か当時、近々に盛岡でライブがあり、その告知も兼ねて選曲した覚えがあります。

「KOIKI」という楽曲。

初めて聴いたときは、まさに頭をぶん殴られるような衝撃があったのをはっきり覚えています。
「うおおおお、マジかよ」とはっきり口に出したのも覚えています。


何がそんなに衝撃だったのか。

それは「自分ってこんな人だよね」という分析が、
「わたしはこんな人になりたい」という願望が、
120%詰まっている曲だったからです。
しかも無駄な言葉が一切ナシ。
歌詞の全てが自分と一致したと言ってもいいです。


よく「歌詞が共感を呼ぶ」とか「歌詞に自分を重ねて」なんていう言葉が踊りますが、
「なーに薄っぺらいこと言ってんだ、所詮他人の書いた歌詞だろ」なんて思っていた自分。

しかし、この曲の持つ力はそれをすべて覆すほどのパワーを持っていました。
最初から最後まで細胞レベルで浸透する言葉たち。

「本当に自分にハマった曲を聴いたときには、こんな感覚になるんだ。」
それを初めて解らせてくれたのです。

権利の関係で歌詞の引用は控えますが、

笑っていればなんとかなる。
笑えなくても笑えるお手伝いをしたい。

そんなことをなんとなく考えていたわたしにとっては、
「こんなにスマートに自分の言いたいことを曲にしてくれたのか!」
という感動がありました。


かつて岩手日報の#mekkeにコラムを寄せましたが、
本当に申し訳ないけど、勝手に引用まがいのことをしました。


~世界が肩を落としていても、ラジオの向こうにいる一人を笑わせたい。~


まさにこれはKOIKIの歌詞の一節をもじったものです。
自分が担当した番組で最後にかけたのもこの曲。
この曲に出会って以来、自分の人生の中で特に大切にしたい1曲になりました。


この曲を作った人はもうこの世にはいませんが、
文章に残して感謝を届けます。
心からありがとうございました。