前回、3ダンパー化に向けて切り欠きと、シャーシに穴を開ける(2回)ところまで書いた。
↑切り欠き
↑穴あけ(一回失敗)。
その後、切り欠きに手持ちのダンパーを仮ハメしてみたらとても窮屈で、もっと削らないといけないことが判明。
そんで船大工の息子で元ギター工房職人のバンド仲間イトウヨウイチ氏にカクカクシカジカしてみたところ「俺ならリューターだね」と即答。
リューター?
これは峰竜太🙅♂️
これは竜雷太🙅♂️
これはローター🙅♂️
調べたところ、小型電動ドリルのヤスリ版であった。
こいつをAmazonでポチり(3,600円)。
とにかくリューターが届くまで3ダンパー化は一旦中止だ。
ということで、3ダンパー化を後回しにして、組めるところまで組んじゃおう!と思ったんだけど、なんとリアのギアボックスがハマらないと先に進めない構造!
シャーシはいじれないので、ダンパーを組むことに。
ランチボックスの純正のダンパーは、シャーシから長いボルトが出ていて、そこにゴムパイプとカバーとスプリングを付けるという簡易的なもの。
なもんで、もちろんオイルダンパーに交換する。
↑タミヤ純正CVAオイルダンパーミニII
リアを3ダンパー化するので5本(3セット)必要になるのだ。
オイルダンパーの組み立ては、サンダーショットでオイル交換も含めて何度かやったのでそんなに手間ではないのだけど、蓋を閉める時に溢れるオイルを拭き取る作業が面倒くさい。
面倒臭いのだけど、他にできることがないので頑張った。
↑とりあえずダンパーをぶら下げてみて、気分を高める。
スプリングは強めの方を選択し、太いスペーサーをかませた。
もしかしたら、このマシンの場合ぴょこぴょこ跳ねちゃうかも知れないなとか思いながら。
そして後日、帰宅するとリューターが届いていたので興奮冷めやらぬまま作業再開。
↑頗る調子良き!
荒い砥石みたいなアタッチメントをつけてガシガシ削る。
削っては仮ハメ、削っては仮ハメ、を繰り返して、まぁ納得できる仕上がりとなった。
ギターのコンデンサ交換の時のハンダゴテ同様、やはり
道具はとても重要だ
文明を侮ってはいけない。
そしてようやくシャーシが組み上がった。
↑3ダンパー化(リアのギアボックスまわり)
↑切り欠きも綺麗にできた。
このランチボックスは、物欲に負けたと言えばそれまでだが(まぁそれまでなのだが)、サンダーショットの電装系載せ替えで余った電装系を活用するという大義名分があり、マシンだけもう一台買うという流れで始まった。
しかし、ラジコン沼に浸かるうち、色々とわかってくることもある。
以下は自分の中での理解(解釈)なので、正しいかどうかはわからないし、全く責任は持たない。
電動ラジコンは、当然のことながらバッテリー(電源)からの電気をエネルギーとして駆動する。電気の使用先は動力(モーター)、操舵(サーボ)、通信(レシーバー)の3箇所。
そのモーター、サーボ、レシーバーはそれぞれ正常な作動に必要なエネルギー量があり、それをバランスよく供給するのがESC(アンプ)。
標準キットでは、ローコストかつローエネルギーで、それなりの満足感をそれなりの時間得られる、ものすごいバランス設計なのだ。
それを「もっと速く」「もっと力強く」「もっと軽快に」というユーザーのわがままに応えるように各メーカーがグレードアップパーツを展開しているのである。
このランチボックスにはサンダーショットで使っていたダートチューンモーターを載せることにしている。
そして、サーボはノーマルだが、ハイトルクサーボセイバーに変更している。
つまりは、よりエネルギーを必要とする状態となっており、それぞれがより安定的に動くためには、エネルギー分配元(ESC)をグレードアップさせなければならないのではないか。
そう仮定が導き出されたのだ。
何が言いたいかというと、結局ESCは新調しちゃったのだ!
新調しちゃったのだ!
↑タミヤ純正のESCより電源コードが短く、配置に苦戦。
しかし、リューターの大活躍によりモーター側にスイッチを配置することができた。
↑一部、強度が心配になる細さだ
↑後方からガッと手を突っ込むことによってようやく触れられる秘境のような配置なのだ
↑旧式シャーシだから、近年のパーツを搭載すると中はスカスカになるのだ。何か積みたくなるのだ。
↑コードもシンプルにまとまった。
左後方からの3ダンパー。
イカす!
次こそステッカー記事を、、、。