10ホールズハーモニカ | 珍々道中プライベート!

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アマチュアバンドドラマー津田ミートのブログ。

ただただ楽しく生きる人生のその時その時の恥を晒していきます。

2020年末。
急にハーモニカを吹いてみたくなった。
(Facebookの記録によると12/15)

楽器や録音機材など、ほとんどサウンドハウスのお世話になっていて、日頃から製品検索をして、お気に入りに追加し、そこからカートに入れては消し、また入れては消し、を繰り返すのが日常である。

そして、ある時急に気持ちが昂ぶる瞬間(買い時)が訪れて購入確定をポチリとするのだ(その後にカード情報入力とかの賢者タイムもあるが)。

ハーモニカ奏者は世の中に沢山いるのだろうけど、我が人生に於いては、やはり甲本ヒロトなのである。

そうなると、選択肢は自ずとHOHNER Special20に絞られるのであるが、そこは捻くれ者というか、天邪鬼というか。

あまりに甲本ヒロトに引っ張られて選ぶのも個性がないなと。

甲本ヒロトの使用機材やファッションなんかに憧れたこともあるんだけど、昔、街中で黒いスリムジーンズにオールスター、ダブルのライダースにニット帽を目深に被り、口を尖らせてもぐもぐしてる「なりきりさん」を見た時に、「そこまでやっちゃうとダセー」と衝撃的に思ったことも背景にはある。

そんで、初めてちゃんと調べてみたら、メーカーが沢山あるし、ボディの材質とかで機種も沢山ある。

ボディ材質が木のものが枯れた良い音らしいのだが、湿度管理とかメンテナンスが大変そう。
となると、やはり初心者はメンテナンスが楽そうな樹脂ボディのものが良さそうだなと。
さらに、極端に安いのはとても吹き辛いとの情報も目に。

そんなこんな、HOHNER Special20、TOMBO MajorBoy、SUZUKI Manjiの3種に絞り込み。

TOMBOは長渕剛とかゆずとかが使ってて有名という情報があって、それこそ影響されてると言われそうなので、最初の一本によくお勧めされるCのキーをManji、使用頻度が高そうなGをSpecial20に決めた。


届いて箱から出してみるとピッカピカ!そこで満足しちゃそうなくらいカッコいい!

そして、幼稚園か小学校低学年の時以来のドレミファソラシド。
最後、吸いが続くの忘れてなかった。

ちゃんと単音で鳴らすのが思いの外難しい。
それでも楽しい。
手始めにTHE BLUE HEARTSのTOO MUCH PAINを練習。

イントロだけなのに、ベンドが上手くかからなくて全然吹けず。
何度も何日も練習し、ようやくやりやすい穴ではベンドもかかるようになり、イントロがそれっぽく聞こえるようになってきた。

これはいろんな曲を吹けるように(弾き語りできるように)なりたい!

そんな気持ちが芽生え、なんとなく吹き心地の良かったManjiで使いそうな他のキーを揃えることに。


Manjiの良いところは、ケースも綺麗に作られていること。
キーのシールを貼る位置もだいたい揃ってるし、1枚目の写真でもわかる通りSpecial20はケースのバリが処理されてない。
その辺りに、Made in Japanの丁寧さが感じられて嬉しいのである。

その後FもManjiで揃えて年末休みを迎え、所用で柏へ出向いた時に駅周辺の楽器屋さんを覗いたところ、HOHNER GoldenMelodyに遭遇。
紅いボディに一目惚れし、ピアノで言う白鍵キーで唯一持ってなかったBで購入。




口に当てた感じは肉厚な感じだけど、吹きにくいと言うこともなく、音も明るくて良い感じ。

一通り使いそうなキーを揃えて、練習に明け暮れるのであった。チャンチャン♪







の予定だったのだが、同じManjiでもキーが違えば吹き感も違うということに気づいてしまった。

同じキーで吹き比べてみなければ公平じゃないという気持ちが湧いてきた。
つまりはタガが外れてしまったのである。

新年早々、HOHNER BluesHarp、HOHNER Special20、HOHNER GoldenMelody、TOMBO MajorBoyのCを購入。


在庫の都合でSpecial20はまだ届いていないが、これはもうただのコレクターである。

何しろ、ボディが木材のBluesHarpに至ってはメンテナンスが大変そうの気持ちがまだまだ強くて口をつける気にもならないのだ!

でも超絶かっこいい。


ハーモニカは消耗品だと言う。
きっとそれぞれに出番が回ってくるはず。

無駄にしないよう、とにかくかっこよく吹けるように練習するぞ!