鳩時計の修理です
昔ながらの鳩時計(一応SEIKO社です)
この鳩時計、鳩が窓から出てきて
ぽっぽー、ぽっぽ〜、って鳴きます。
よくあるやつですよね!
その鳩が窓から出てくるんですが、鳴かないってことで、
修理してみることになりました。
メーカーに依頼すると何万円もかかると言ってました・・・
時計の裏側、カバーを外したところ
右上の部分が、機械で上下して、空気を取り込んで、空気を吐き出すときに音が出る仕組み
これが破れちゃってます
一応、応急処置ですので、色々考えた結果、
右側の接地部分だけテープでとめてみました。
テープはこけし柄のマスキングテープです
手前側のBOXと奥側に同じ大きさのBOXがあり、
両方このテープで右側だけとめました。
そうするとアコーディオンのように左側が機械で持ち上がり、BOX内に空気が入り、
BOXの蓋が閉まる時に空気が押し出されて、音が鳴るって仕組みです。
なるほど〜〜
って思いながら、応急処置は進みます。
ここまでで1時間くらいかかってます・・・😖
無事にテープが貼り付いて、試しに動かしてみたら
鳩がぽっぽと鳴くようになりました
鳩、登場!
鳩が元気よく鳴いてくれました!
扉が閉まらない
これも直さないと!
鳩の下にある黒い針金が外れてしまっていたので、
狭い空間でうまく針金をいじりながら修正していたら・・・
はい、折れてしまいました・・・
そんな気がしたんです・・
古い針金でサビサビでしたので。
すぐにダイソーへ
針金0.9mmを購入してきて、無事に取り付け
新しい針金はサビ防止で青いカバー付き!
うまい具合に取り付けることができました
これで無事に鳩時計、修理できました
扉も閉まりました
時間も合わせて、お客様にお渡しして、
鳩がぽっぽ〜って鳴きました。
いや〜、懐かしい音だなぁって喜んでいただけました。
本格的な修理はできないけど、機会が壊れていなかったので
なんとか修復することができ、よかったです
壊れたら買い換えればいいや、とか
安くて良いものがたくさんある時代ですが、
愛着あるものを大事にする生活っていいなぁって
しみじみ感じました。
そんな環境で仕事ができていることに感謝ですね
便利屋さんとして、ちょっとずつ仕事をいただけるようになっていければいいなぁ・・・