わたしという人間は、
私というテリトリーを持っている
はずなんだけれど

自分のことは棚に上げるのに
相手には私と同化するよう
知らず知らずのうちに
強要してしまっていることがある。


「ずっと未読なんだけどさ
ふつうインスタ見る時間あるなら
返信できんじゃないの?」

「だってわたしならそうする」

そんな風に相手に言ったせいで
コントロールしないで欲しい」と
言われたこともあったっけ、、ガーン


「だってわたしなら」という
(謎の)大前提があるせいで、
思考回路がおかしいことに気付かない

わたしだったらこうするから
=だから相手も私と同じ考え

今までのわたしは
この考え方で生きていたんです。

自分なりにそれは、
相手の立場になって考えていたつもり

悪気なんて一切無かったし
むしろそれだけ考えてるのに
わたしを不安にさせる相手が
無礼に思えて仕方なかった不安


「返信をしないということは
暗に意図してることがあるの?
わたしのこと嫌いになったの?」

そうやってどんどん
話が脱線して(妄想して)
「なんでなんで!
話したいから連絡してるのに!」
ってなっていたのは

相手と私は同じだという
その大前提があったからですね。

しかも厄介なのは、

もし他人がわたしのことを
少しでも決め付けでもすれば
わたしはキレたりする驚き


もうハッキリ言って
社会不適合者すぎるニコニコ
これで恋愛市場に解き放たれているんだから
世の男性はさぞ恐ろしい思いだろうな、爆


キレ散らかすのは
違いを受け入れられないからに限る。

相手を自分と同化して、
こうであるべきだ!と妄想するのは
相手と自分の違いを理解していないし

相手に自分を決めつけられた時
アンタに何が分かるのよ!と非難するのは
相手の考えを尊重できてなかったから真顔


相手とわたしは違う人間だって
深い意味で知ることになると

嫌でも腑に落ちることが沢山あり

「前提が誤っていたかもしれない」
という疑惑をすこし持つだけで
かなりわたしの思考回路も
スッキリしてきたように思う。

いまのわたしなら、
相手が未読無視した場合
「まだ見ないか〜残念〜」くらい

相手が既読無視した場合
「せめて読んでるってことだもんね」
事実以外をもはや捉えない笑い泣き

未読にしろ既読にしろ、
事実だけを捉えたら
余計な思考が減るし
わたし自身とっても楽になる


なのになぜ、
地雷系女子だった頃のわたしは
頻繁に自爆を繰り返していたのか?

理由はとってもシンプルですが、
相手にいつも期待していたから。

  • わたしの希望は叶えられるべき
  • 私=相手の考え方であるはず

こんなふうに思っていれば、
数時間未読にならないだけで
思った以上に返信が遅いだけで
相手が絵文字を使わないだけで

愛されとらんやんけぇびっくりマーク
エセ関西弁ごめんなさい

という風に
もうめちゃくちゃだったんです煽り


そりゃ彼にも仕事だってあるし
友達といれば携帯触らないかもだし
絵文字の使用頻度は個人差あるのに

恋愛関係になった途端、
相手にどういうつもりなのかを
確認しないと気が済まなかった。


そもそも、

メッセージの本来の目的は
手紙みたいに伝えたいことを
相手に届けるためのツール

それを読んだかどうか、
ましてや返事がもらえるかどうかは
全くの別問題であるにっこり

わたしの望む言葉を
相手に言わせようとしているのは
わたしの元彼の言う通り
コントロールでしかないのかもしれない


つまり何が言いたいか、

わたしという人間は
私という個である通り
誰一人として同じ思考回路を持たない

その大前提をもって、
かつ事実だけを見据えるようにすれば

いやでも喧嘩は減るんじゃないか?
と思うようになった今日この頃。


↑こんな風に今でこそ思うけど、
「どう彼に対する執着を分散するか」
が今までのわたしの課題だった凝視

執着とかの問題じゃないのにね、笑


ほんとうに
考え方で大きく変わるなぁと
思ったわたしでした