昨日は私の住んでいる地域で大雨が降っていました。そんな雨の日は、身体障害者としての私にとって特別な挑戦の日でもあります。下肢が不自由な私は、普段の生活では杖や車椅子を使わずに自力で移動していますが、雨の日にはその自由さが大きな試練に変わります。

 

 

まず第一に、傘を差すこと自体が難しいです。両手が自由に使えないため、傘を持つことがバランスを崩す原因になりがちです。

片手で傘を持ちながら歩くと、特に風が強い日には非常に不安定になります。そのため、傘を差さずにレインコートを使うことがありますが、それでも視界が悪くなると足元の状況を把握するのが難しくなります。

 

次に、雨の日の道路状況です。水たまりや滑りやすい地面は、私のように下肢が不自由な人にとって大きな障害となります。

健常者であれば多少のぬかるみや水たまりは避けて通ることができますが、私の場合、少しの段差や滑りやすい場所でも大きなリスクになります。そのため、雨の日には外出を控えざるを得ないことが多いのです。

 

雨の日に家に籠もることは、私にとって一種のストレスでもあります。外の世界と隔絶されるような感覚や、予定していた活動ができないことへのフラストレーションが積み重なります。しかし、こうした日々を乗り越えるために、いくつかの対策を講じています。

 

一つ目は、自宅での過ごし方を充実させることです。読書や映画鑑賞、オンラインでの友人との交流など、室内でも楽しめるアクティビティを見つけることで、雨の日のストレスを軽減しています。また、料理や手芸など、新しい趣味を見つけることも励みになります。

 

 

二つ目は、天気予報をしっかりチェックし、雨の日には外出を最小限に抑える計画を立てることです。必要な買い物や外出はできるだけ晴れの日に済ませるように心がけています。どうしても外出が必要な場合は、家族や友人にサポートをお願いすることもあります。

 

最後に、雨の日でも安全に外出できる工夫をすることです。例えば、滑りにくい靴や、しっかりとしたレインコートを用意すること、また、近くのカフェや図書館など、安全に休憩できる場所を事前に調べておくことが有効です。

 

雨の日は確かに大変ですが、それでも前向きに過ごすための方法はたくさんあります。皆さんも、どんな困難な状況でもポジティブな面を見つけて、自分なりの対策を講じてみてください。一緒に乗り越えていきましょう。