「始めちょろちょろ、中ぱっぱ。赤子泣いても、ふた取るな」
私ぐらいの年代の人なら、聞いたことあると思います
ご存知のように
ご飯を自動炊飯器ではなく
鍋で炊く時の炊き方を唄にして、伝承されてきたものです。
私は、ほとんど鍋で炊くという経験をしたことがないのですが
子どもの頃、この唄を母に教わったと、ぼんやり覚えています。
さて、最近、炊飯用の小さな土鍋を買いました
1人暮らしなので、どうせちょっとしか炊かないし
毎日も炊かないし
何より、直火で炊いたご飯が食べてみたくなりました
お米は、ちょうどスーパーで発見した「森のくまさん」
熊本県のお米で、昨年、食味ランキングで日本一になったお米。
「森のくまさん」を土鍋で炊いたら、美味しいだろうな~
わくわくです
口伝によりますと
始めは、ちょろちょろした火で
途中は強火
絶対に蓋を取ってはダメ
って、ことかな
でも、お鍋の取説には、最初に沸騰するまで8分強火って書いてあるなあ
沸騰したら弱火で10分・・・あれ、逆だ
蒸らすこと10分・・・
う~む
とろ火で始めるか、強火で始めるか
「米を炊く」流れとしては、
吸水させる → 煮る → 蒸す(水分の蒸発) → 蒸らす
なわけだけど、吸水段階はあの口伝に入っているのかなぁ
ちょろちょろ段階で吸水させているのかしら
と、迷いつつ、まずは鍋の取説どおりにやってみました。
炊く前に30分以上吸水させ、8分強火、吹き上がってきたら10分弱火、蒸らし10分
10分弱火の間に鍋からチリチリという音と、やがて香ばしいを通り越した焦げ臭さ
あわてて早めに火を止めて、蒸らすこと10分
炊き立ては十分に美味しかったけれど
やや固めで、一粒一粒の独立感が強く、なべ底はちょっと焦げた
もうちょっと、もちもちっとした仕上がりを期待していたので
「不満」
やっぱり、最初から強火は、たった1合を炊くのには無理があるのかな
翌日
インターネットで学習しました
まず、私が覚えていたあの口伝には重要な部分が抜けていた
はじめチョロチョロ、なかパッパ
ジュウジュウ吹いたら火をひいて
赤子泣いても蓋とるな
早速、実践。
まずお米に十分に吸水させる(今回は約1時間)
はじめチョロチョロと弱火で、沸騰してきた気配で強火に。
ねばねばした吹きこぼれがジュウジュウと上がってきたら、弱火。
チリチリという音がしてくるのを2分ほど我慢して、火を止めて
猫がないても蓋とるな・・・10分

今度はちょっと柔らかくなりすぎた・・・
でも、もちもちして、香りが良くて美味しい
あと何回か炊いたら
もっともっと美味しくなるよ、きっと
いただきます


