新聞を読んでいたら
龍馬が
ずっと足元に座って
にゃあにゃあ鳴いている
愛らしい目でじっと見上げ
時々手をさしのべて
私の足をそっとさわる
なんて可愛らしいんでしょ…
てなわけには、いかないのさ!
つい、ほだされて立ち上がろうものなら
一目散にキッチンのあの場所へ走っていくんだから
あの猫おやつの入っている戸棚の前に
だめだめ、そのたぽたぽしたお腹をごらんなさい

放っておいたら
あきらめたのか、やけになったのか
ヒョイとテーブルの上に上がって
読んでいる新聞の上にごろんと寝転がりおった
肉が広がり
新聞紙を覆う…読めん!
しょうがないから
わしわし、わしわしとブラッシングをしまくってやったら
とれる、とれる、とれる、とれる
これぐらいの毛玉が3個ぐらい
目をさますと
すっかりスマートになっていた龍馬は
軽やかに降りていきました
な、わけがない


