次回、結び目のずらし方を、、、と書きましたが、

昨日今日感じたことがあったので、忘れないうちに記しておこうかと思います。


子供でもあまり表情がないお子さんも中にはいます。


言葉悪いですが、表情が豊かな子に比べると、いわゆる子供らしさや愛嬌のようなものがあまり感じられません。

こと入試に関して言えば、

他人とお話する時は相手の方を見て口角が上がって、笑顔の方が可愛いでしょうし、自分のことを話す表情にもその子の人柄が表れますよね。


ここで、表情が乏しいと心の発達に何か関係があるのか心配される親御さんもいらっしゃると思いますが、大抵は関係ないそうです。この話は置いておきましょう。


私が今日書いている「表情があまり出ない子」というのは、お家ではよく笑いよく喋るのに、人前に出ると表情が固い子。


あるいは他人に対して無愛想な子、のことです。


これも、

親が子どもに話しかける時の表情が影響するので笑顔で話しかけましょう。

とか、

外で緊張しないように安心感を与えてあげましょう。

など言われていますが、


一つ、親がどうこうというのではなく、

本人の自覚と努力で変われるという話をお伝えしたいのです。



いつも、そういうお子さんはもったいないなぁと思ってみています。そんな子がふと見せる、溢れた笑顔がたまらないものです。


また娘と話していて面白いなぁと思ったことがありました。


私自身、割と子供の頃から声が小さくおすまししている、そう言われて育ってきました。「すん」としていたそうです。感じ悪いですね。


今お教室でテンション高くにっこにこしているのも、生徒さんたちや保護者の方々をお相手に、元気で笑顔を向けた方が良いと思っているから努めて表情を豊かにし、そして何より接していて楽しいからつい頬が緩むわけです。


娘もお友達から、どうして感情を保っていられるの?

腹立たないの?

とよく言われるそうで、外面はどうやら微笑んでるようです。

自宅では違いますが。


彼女は中学に上がるまで自分が周りからどう見られているか、など意識したことがなかったそうです。

中学になって初めて気付いたそうなのです。

愛嬌だったり、周りに良い印象を与えるということがどんなことか。

小学生の時は酷かった、と思い返して笑っていました。


それで2人で思い出したのですが、そういえば幼稚園児のとき、表情の練習をしていました。


幼児教室の先生から、

「ほっぺにたこ焼きを作りなさい。

そして鏡の前で、うーいーうーいーと言ってほっぺにたこ焼きができるくらい笑顔が作れるよう練習しましょう。」

と言われて、日々鏡に向かって練習していたことを思い出しました。


つまりは、

本人が「ニコニコしよう。」

「感じよくしよう。」

と、自分の表情の出なさ加減を自覚して、そこに意識を持っていくと変われるわけです。

そして相手に良い感情を与えるというのも思いやりかもしれません。


ちょっとおかしな話かもしれませんが。



うーいーうーいー体操でほっぺにたこ焼きは結構有効なのでやってみてください。



明日は子供の日ですね。

子供の日にちなんだことをしてくださいね!


山中