今週も始まりました。
今週は東京都の中学入試が始まりますね。
また雪の予報が出ているので、気になっています。
さて、先日、何があったのか、過去に書いた「こま結び」の記事のアクセスが一日で900以上あったので、
皆さん練習されているのかな?
と驚きました。
ちょうど、先週新年長クラスでも、蝶々結びの練習をして全員出来るようになりました。
その際に、蝶々結び以前に、やはり普通におだんごを作っても(かた結び、こま結び)、
縦結びになったり、ねじれた結びになったりしている子が多く、
もう一度基本に返り、どうやったら、縦結びになって、どうやったらねじれた結び方になるのか、
子ども本人が正しい形と違うことがわかるように確認してもらいました。
ここを正しくしないと、蝶々結びの時も、縦結びの蝶々結び、ねじれた蝶々結びになってしまいます。
「こま結び」のブログを参照してください。
わかりやすいように、右に赤、左に黄色の目印を付けておきます。
まず、
(1)縦結び
下の写真のように、右手(赤)が上に重なるようにバッテンを作ります。
上に重なったものを穴の中に入れます。
赤を中に入れて引っ張ると下の写真のようになります。
ここで、二回目のおだんごを作るとき、また、「赤を上」にバッテンを作らなければなりませんが、
この時、さっきも右を上にしたからといって、下の写真のように右側の黄色を上に重ねて、
上に来ている黄色を穴の中に入れると
このように縦結びになります。
ですから、赤→赤、と同じものを上に重ねなければなりません。
つまり右手側を上に重ねてバッテンを作り、穴の中に入れたら、
次は左手側を上に重ねてバッテンを作り、穴に入れなければなりません。
次に、
(2)ねじれた結び
これは縦結び同様多いです。
蝶々結びでねじれた結びをすると、お団子の高さが高くなり、
できているようで、できていません。
先ほどと同じように、右手赤、左手黄色を持ち、
赤を上にして重ねてバッテンを作り、上に重ねた方(赤)を穴の中に入れます。
この時、自然に左側から出てくるので、左手でを引っ張るとこのようにきれいな自然な形になります。
しかしながら、この赤が出てくるときに、右手で赤を引っ張ると下の写真のようになります。
ここでねじれます。
このまま結んでも、下の写真のようになります。
これは正しいようで正しくないのです。
蝶々結びで縦結びや、ねじれた結びをすると、さらに一目瞭然です。
この癖がある子どもたちには、この仕組みと自分の癖を理解してもらいました。
紐でも、お箸運びでも、「出来さえすればいいんでしょ。」
ではないことをよく感じてくれたと思います。
蝶々結びができるようになると、指示工作もぐっと範囲が広がります。
結べるようになって、皆もとても嬉しい様子で、次の授業の時も得意げに見せてくれました。
毎日の生活の中で、お弁当の巾着袋の紐だったり、紐の運動靴だったり、
結ぶ機会、
必然的に結ばなければならない機会を用意してあげてくださいね。
山中
春期講習
3月26日(月)~3月30日(火)
新年長クラス 10:00~14:30講評開始
新年中クラス 10:00~13:30講評開始