第2章 おハゲの名、多発性円形脱毛症。 | OHAGE REHAB -多発性円形脱毛症の治療記録-

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2022年春、おハゲ開始。治療介入から現在、そしてこれからの事。抜けていく頑張ってきたお髪様に感謝と生えてくるであろう未来の強いお髪様に願いをこめて。

おハゲに幸あれ!

【1番好きなシーズン初夏の1番好きな山塩見岳+南ア北部の山々の稜線@小河内岳】


同世代か私より若くて感じの良い女性のドクター。丁寧に問診もしてくれ、おハゲ部分をチェックそしておハゲ撮影。


『かぶれてますね』


写真を見せてもらったら頭頂部のハゲと左側頭部のハゲの地肌が赤くなってよく見るとポツポツもできて炎症を起こしてた。


『塗り薬を変えてみますね』


文献読んだり調べまくったので正直、原因だって不明だろうし、なんとなく今後の方向性もふんわりだけど理解してる。それでも、ドクターの意見や考えを聞いて「腑に落ちた感」が欲しかった。


『もしかしたら何ヶ月前から脱毛は始まっていたかも』

『進行中で脱毛が止まるのかは未定』

『治療方法はいくつかある』

『単発型と違って多発型は治癒に時間がかかる』

『膠原病や甲状腺の疾患もある可能性がある』


『絶対とは言えないが、コロナワクチン副反応+後遺症による脱毛』膠原病や甲状腺系はなんとなくではあるけど感覚的に異常があるよう思えなかったので、なんとなく腑に落ちた。


2021年4月に1回目、6月に2回目、2022年1月に3回目を摂取。こんなにも健康で何もなかった私にとってこの期間が人生で最も体調を崩した期間だった。数年に一度しか熱発しない私なのにコロナワクチン接種後3回とも39℃台の発熱。コロナに罹らずワクチンでダウン。それでも(多分ほとんどの)コロナ絶世期の時の医療従事者は罹患するリスクよりも副反応・後遺症のリスクを取ってたと思う。それくらい、あの時は大変だったから。フロントラインで働いていた方にはホントに頭が下がる思いだった。


コロナワクチン副反応や後遺症に関しては因果関係等まだまだ未知なところも多いのでなんとも言えないけど、なんとなく腑に落ちた。


『人前に出るお仕事だから、困りますよね』


原因もわからない。確実な治療法もない。そうなってくると、シンパシー的な言葉をかけてもらえるだけで心が軽くなった。


良いドクターに出会えて良かった。次回の予約を取って、膠原病や甲状腺のチェックにための血液検査に回され、しっかり3本取ってもらい帰路に着く。


新たに【多発性円形脱毛症】との戦いの幕が切って落とされる。