ここからは役別!

☆ロミオ
か、完璧すぎて…ロミオ過ぎて…
書くことがもはやない。


歌やダンス、芝居といった表現がもう、すべて「ロミオ」の表現としてのもので
歌のための歌とか、ダンスのためのダンスとかでなく…
もう、無限としかいいようがなかった。
何が無限って、何とは言えない笑。
可能性?自由自在度?

好きな部分は多すぎるけど1幕「僕は怖い」の漠然とした不安、そして2幕の「僕は怖い」の絶望
かなぁ。今日のところは。選べと言われたら。
あと、朝チュンのシーンで、服着るところの色気が…カーテン越しやのにすごかった笑。

☆ジュリエット
ジュリエットって、強くて潔くて一貫しててめちゃええ女やん…と思ってたら
パンフにもそんな旨があり、意図通りの表現力!
そして、朝チュンのシーン、これが「少女が大人になる」てやつですかと…。
ここは、前述とおり、ロミオも色気すごいからほんとね…。
青三人組とジュリエットは、ずっと若くて子どもやった分、変化がすごかったです。

仮死の毒を煽るのも、短剣で胸をつくのも、ほんとかっこよかった。

ちなみに、パリスと明日結婚しろと迫られて親に反抗するところは、さながら少女漫画やったね笑。

あんなパーフェクトこっちゃんロミオと、対等に踊るデュエダンもかっこよかったです!ひっとんらぶ。

☆ティボルト!
素晴らしかった!

1幕はすごい繊細で、切なさ担当、所謂不憫イケメンやん…て感じでしてね。

私は、星かなめさんのティボルトてロミジュリデビューしたので、
ティボルトといえば、
「俺の強い味方、それはこのナイフ」てゆーかお前がナイフだろ

みたいな鞘におさまってない系男、がベースイメージのキャラやったのですよ。

それに対して、愛ちゃんティボルトは

「あ、この人、自分を守るためのナイフ持つような臆病な感じなのかな、繊細…」と思ったのですよ。人を傷つけるナイフのフリして、むしろ防衛のためのナイフじゃね?みたいなのが奥底に見えて。

その後、1幕通して繊細で不憫で…仮面舞踏会でジュリエットをパリスから守ってる間にジュリエットはロミオと出会ってるとか

切なさ大爆発!
 

それに、青のモンタギュー三人組がわちゃわちゃ青春学ラン友達してる分、

「え、ティボルトは一人…?そりゃ叔母?伯母?に…」とゆう孤独も感じるしああ不憫!


なので、「いつキレるとも知れない危ない男」はどうやってくのかな…と思ってたら2幕ですよ。


危ないって危ないというレベルやなかった。


キレるってか、壊れてた。彼の世界が。

1幕の、こりゃキャピュ夫人に手を出されても仕方ないかも…という、繊細で母性本能くすぐるかもしれないあなたはどこへ、もういないのねってゆう別人…てより闇落ち…てより、やはり「壊れた」としかいえないよね。

「危ない男」て、壊れ物につき扱い要注意タイプやったかぁと…。

もう、こりゃ周りの世界を壊し、自分も壊すしかない誤作動ポンコツ系殺戮マシーンてのかな…ある意味生きてる人間やめてたよ、2幕はずっと。

そしてね!1幕で私が立てたフラグ回収よ!

マーキューシオが2幕で喧嘩売るときのセリフ「かっこつけた臆病者」てあれ!

あー!!!せやった!そんな歌詞やったわ、と!!!

ほんと、めっちゃ設定に忠実ー!!

とね、素晴らしかった!!

フィナーレの存在感もね、特に大階段に足広げて座るあれね、私の大好物のポーズね、壮さん以来のね!笑

キング!!笑

☆ベンヴォーリオせおっち

理想!以上!笑

殺し合いに至るシーンで、マーキューシオたちがいがみ合ってるのに対し、ロミオに説得されはじめるあたりか、せおっちの人格の素晴らしさと相まって、たまらんでした。

街で噂が…でマーキューシオと肩を並べて出てきたときなんか、マジ学ランの幻が見えるってゆうか番長二人組かよ…てな若さと無軌道さでしたが、

ロミオの訴えに心を動かされ
ロミオ寄りになってくる自然な心の動きとか。
マーキューシオとのキャラ分けにもなって素晴らしい、はい理想。

久々舞台写真買い占めようとおもったね。

☆極美慎くんマーキューシオ
若い!
可愛い!
若い!
まさしく十代!

死ぬところとか、もう…なんか不良映画かよと…可愛い…若い…ガキんちょ…それがいいのよ。だってガキんちょだもん。

憎しみを押し付ける大人たちを心のそこでは「くたばるがいい」と思っててもどうしようもなくて、ピエロみたいにふざけて誤魔化そうとしかできないくらいに子どもだからさ。

ほんっとガキんちょで可愛かった…。

☆天寿さんキャピュレット卿

…パンフレット、これ載せていいのっていう色気…

舞台写真…相変わらず買う…爆買いする…。

そんな色男なのに、すごいボッチ感漂うのよね、どこか。疎外感。

実際、夫人とティボルトとジュリエットで矢印色々向き合ってんのにパパ…パパだけノー矢印カヤの外…。

ジュリエットに「お母様は言ったわ 夫を愛したことはないと 私そんな妻になりたくない」と言われて
「冗談だろ」
て返すのがさ。

せ、切ない!

愛されてないのがわかってるんだろなってゆうのが既に見え隠れ…

☆乳母くらっち

素晴らしいー!!

くらっちは、やはり、クセある役が合うのでは…。

ジュリエットが1番、という価値観、主軸がぶれないから、2幕のあの掌返しも全く違和感なくね。悪者感もなく。
とてもナチュラルで受け入れやすかった。

私的に、乳母役のポイント、難所はあの掌返しを説得力あるできるかとか、どう見せるか、だと思ってたのですが
問題なし!素晴らしかったー。

お父さんに叩かれてかばうところも良かったわぁ。
顔はそりゃ若いけど、ジュリエットがちゃんと十代してるせいもあり、ちゃんと年の差とゆうか、母性、保護者感、包容力があったから違和感もなく。

ユーモアもたっぷりで。

ほんと良かった!

☆神父様!

声が…深い…。

ロミオ慰める包容力…うーん包まれたいパパー。


☆死 ぴーすけ

めっちゃ良い!翻弄してるぅ〜。トートさまかと笑。

以上!
とりあえず書き連ねた!

これからどんどん見るぞー!おー!