昨日のマチネかな?DVD収録日やったようなのですが、2回目みてきまして、あらたな気付きなど!

 

1.fff

fffはあらすじ書けるタイプの話じゃないかなって思っていたのですが(過去や幻想など行き来するので)、

2回目をみて、ベートーベンの内面を追っていくと、かなり正統派なあらすじというか

物語の上昇と下降の波、みたいなの、とても素直だなと思いました。

 

しかし、これであらすじを書くと超バレもええとこなので、さすがにまだ早いかなと思い、封印…笑。

 

とにかく、内面の変化という視点からだと、行ったり来たりイミフ…ということにはなりにくいと思います!

心の中って、平気で過去・幻想・妄想・未来行ったり来たりするやないですかw

 

苦難を突き抜けなぜ歓喜にいたったのか、その心のプロセスが劇になってるって感じ?

下がって上がってを繰り返し、

どっかでこれでいけるぜいったるぜと思ったら、また下がって、さらにどん底までいったら上がるしかないね的な。

実に普遍的な人の心の波だと思いました。

 

うーん好き!

 

この日は割とおとなしくみてたのですが、最後やはり泣く泣く笑。

まぁウルトラスーパーハッピーエンドやからな!人類規模のハピエンやからな!!

 

2.シルクロード

いやぁ相変わらずチャイナ良い!

きぃちゃんを真ん中にさきなちんとだいもんで取り合うところとかね!

だいもんとさきなちゃんの男同士のタンゴもいいし!

 

あと、千夜一夜の楽曲もめちゃええやん!と思いました。場面自体もすっごい好き!

チャイナの好きに好きかな。ボーイがガールとミーツするとこね笑。

 

次に好きなのは、やはり青色草原の衣装のところかしら。衣装最高。

 

終盤、ショーによくある闇の場面(コロスたち第6章)なのですが、

1回目気づかなかったのだけど、相当長い間、背景真っ暗なとこがありまして!笑

舞台美術ない中に、だいきほの歌声だけで延々空間を埋めていくという。

 

まじすげぇなと思いましたよ。

 

王家のラストみたいに、土牢って設定があるわけでもないのに、延々ゼロ背景で、動きもほぼなく

二人がセンターで歌うだけなのにド迫力。酔いしれるしかない。

 

もう、今回の公演、fffでそうなのですが、だいもんの歌が、「歌」というより「魂の響き」みたいなね。

魂がそのまま音になったって感じで、歌を聞いているのに歌じゃないような。

もうずっと「音」と一体化していて。バイブレーションと共鳴?

 

一方、きぃちゃんはずっとその歌声で、だいもんが奏でる旋律や雪組を支えているというか。

なんか五線紙みたいな笑?きぃちゃんの響きの上にだいもんや雪組の人たちが歌い踊るんだよって感じの安定感で。

 

ラストのデュエダンの強固な信頼もすばらしく…。

娘役が退団するとき、大体デュエダンの前に、スター男役たちと絡んで踊るやないですか?

あのとき、どの男役さんも(今回なら、翔ちゃん、あーさ、さきなちん)優しくきぃちゃん包み込むのがいいのですよね。

包容力ある男役たちも、愛されている娘役もいいなって思えるシーンで。思いやりにあふれている。劇団や生徒間の。

大好きです。

 

そうそう、2回目の面白い発見としてもう一つ。真っ暗背景のあとの、エデンの木の前みたいなところで

次期トップコンビが天使ちゃんみたいに(鳩らしい)踊って光の世界を祝福してるんだけど

その鳩、めっちゃ早いんだわ、走るのが笑。

ちょっとおもしろかった笑。きわちゃんが先に走って、さきなちゃんが追っかけるみたいな構図にみえるから

きわちゃんどんだけ走るの早いねん!みたいな。

 

ちなみに1回目からちょっと謎なのが、「もうこんな世界みたくない」といいつつ、目隠しを取るきぃちゃん…

逆では…見たくないなら目隠しすればいいのでは?という野暮なツッコミをしちゃうのですが

タカニューやなうおんなどで解き明かされているのでしょうか笑?

 

思い出せる、書いていない感想といえばそんな感じでしょうか?

捨てシーンがないショーでこれまた面白い、そして癒やし。

劇で高ぶりショーで癒やされるスキのない布陣を、ぜひ!楽しみにしておいてください!