いやぁ…最高でしたわ、新人公演。
てのはまぁ見る前からわかっていたとはいえ。
まず、パンフからして諏訪さきちゃんが完璧…さすが…。
長の期として、自分の役として…達観というか俯瞰したコメントで、初主演と思えない。
というか、初主演やからこそ全てをぶつけてるのはもちろんあるのでしょうが、うーんなんつーのかな…。初主演やけど初主演じゃない？みたいな。役者としてジェンヌとしていつも準備して積み上げてきたことを出した貫禄や正直さ、誠実さなんだと思いました。
最後の挨拶も爆泣きですわ。
いやほんま完璧すぎてコメントないな…。
まぁ敢えて言うなら仕方ないとはいえ子ども時代がはしょられて、なぜかあの小林幸子様シーンは残ってた笑。え、衣装勿体無かったから笑？見せ場やから？
子ども時代青春時代があるからこその人生の素晴らしさやのに、と思いつつ、まぁ他はしょることないし、わかってはいる。
ナレーター二人がうまいから違和感はないし(^^)
初めのダンスシーンから諏訪さきちゃんかっこよすぎてやばかった。のぞみさん本役からたくさん学んで、学んだ上で完璧に自分のヌードルスを作ってて、模倣する部分が全くなく、素晴らしかった！！
あの史上最高のだいもんマックスと一瞬たりとも比べさせないだけでも素晴らしいですやん、やのに！あー最高。どこもかしこも最高過ぎてほんまコメントがない笑。
最後、諦めるなよって声がけが優し過ぎて良かったね。パンフで諏訪さきちゃんが書いていた通り、ほんと愛情深いヌードルスでした。
で、縣くんですよー！
なんか普段とぜんっぜん違うニュアンスだと思いました、私は！初のダンスから！
マックスだもんねー(^^)
で、お化粧が！めっちゃさきちゃんから学んだのか？ご自分の工夫か？めちゃくちゃシュッとしてて、表情もほんと今まで全然知らない縣くんだったー！特にダンス！
縣くんのマックスも縣色で、そういえば、真ん中二人の友情の出方が本役とは全く違ったから、それも、新人公演ぽくなかったのかなぁ。
友情の出方が違うのは、子ども時代がほぼないてのでかいと思うのですが。
いいですよねー。自分で一から役作りって。
縣くんマックスもかっこよすぎて逆にコメントないんやけど、特筆すべきはラスト、引き金をひくとこですよ。
銀時計を渡して、まず、マックス→ヌードルス、の思いは伝わる。その返答として、ヌードルス→マックスは、言動としてはマックスの頼みを拒絶するわけだけど、
「（ピストルを）受け取らないのが友情だ」「諦めるなよ」というヌードルスの思いを受けて、受け入れたように満足？したような、満たされた顔で引き金を引くんですよね。
「俺を見捨てるのか」てセリフは、あくまでその前、ヌードルスの思いを受け取る前じゃないですか？
ちゃんと、ピストルを受け取らないから、マックスを見捨てるわけじゃない、見捨てていないからこそ受け取らない、ということが伝わったから。
マックスとヌードルスは二人の道は違えたが、違えてることこそを受け入れる、お互いを尊重する、だから自分は自分で幕を引く、ヌードルスに頼らない、とそんな満たされ受け入れた表情に見えたんですよね。
なんせ満たされたような表情であることは間違いない。
互いの人生のリスペクトを、20年経って面と向かってするタイミングが来たんだなぁと。
互いの人生も受け入れたし、あそこで、やっとマックスの渇望が終わり、ある意味満たされた、自分の人生をやっと受け入れられたんじゃないかなと思いました。
マックスの野望に満ちた人生って、要は自分の人生の否定でもあったと思うのです。
「今よりもっと…！」は、今はダメの裏返しというか。やっとマックスにも安らぎが訪れたんやと思います。ヌードルスはまたタイプが違って、彼の場合の「人生の受け入れ」ってのは、それこそ死なず、あきらめず、とにかく生き抜いて、結果小さな幸せは感じてるんでしょう。
そして、ヌードルスも言う通り、その違いは勝った負けたではなくて…。その違いこそその人、人生ってゆうか。あー人生って素晴らしいわ！！まじええ作品！！泣いたわ。
あ、書くことないと言っといてめっちゃ長くなってる笑。
あとは簡潔に！みんな上手くて書き出したらキリないから、私の好みに特化して。
彩海せらちゃんがめちゃええ声…。相当好み、困った。
まのみやくんコックアイ色気ありすぎ！初めの写真からして色気凄まじかったけど、お芝居中もずっと色気醸し出されてました。あれ数多の女泣いてるで絶対。
パッツィー一禾さん最高にチンピラ！笑
本役の縣くんのパッツィーまで楽しみになるわ。
みちるちゃんってかキャロルほんまいじらしいわ。キャロルというキャラに弱い。歌もええよね。
て感じでしょうか！
あー…何回もみたいわー。