さて、とうこちゃんディナーショーについて、現実やったのかちょっと脳が判断しかねているのですが
これぞ身に余る光栄ということで、このよくわからん状態こそが、とうこちゃんにお会いした証であろう。よし。
ふわふわした状態のまま、千秋楽の日付が変わる前に、ハリゴシ感想の続きに行きたいと思います。
3.アマンダ
アマンダとコンラッドのラストシーン、ずっと背を向けて窓を見つめていてからの!ばっと正面を向いたそのお顔、メイクが涙で流れていたんですよね。
というか、「涙でマスカラやアイライナーが落ちた」メイクをしてらっしゃって。
ほんっと切なかったし、あっぱれですよ。
女性あるある。
というか、あれほどの隙のない大女優が、メイク汚れもぬぐわず、、、というのが。
往年の大女優と若い男といえば、これまたとうこちゃんのサンセット大通り…。
あれ、てか、「サンセット大通り」、観たのに内容をほぼ忘れて笑、今ウィキみたら、こっちも「サロメ」だし。
え、そうやったっけ…でもなんか「雷雨の夜、薄暗い部屋と大窓、大きな屋敷に孤独な往年の大女優」て情景と、「若い男をとうこちゃんが囲っていた」という印象はある。私の記憶の捏造でなければ。
そっかそっか、ハリゴシってサンセット大通りオマージュしてたのね(すみません、あは)。
なんで「サロメ」やねん、私の趣味に合わせたんかと思ってたわ、あはは。
(FGOかい、てツッコミもありそうですが、ではなく、私がむかーし親の目を盗んで読んだ、レディコミ百合サスペンス漫画に
「銀の皿、赤い蜜、殺意にも似た恋心」という「サロメ」をモチーフにしたモノローグがあり、それ以来大好きなのです。「サロメ」
ほんっとどなたかこの漫画のタイトルご存じないかしら…)
あと、アマンダを後ろから抱きしめるコンラッド、この二人のシーン、あまりに美しい一枚絵。
私の中で即座に漫画のハイライトシーンのコマとして起こされましたわ。
4.縣くん
縣くんがいろいろなお衣装で可愛かった…てか、ラストのフィナーレ!!
ハリゴシは、ラストのときめき、フィナーレそして何よりお薬翔ちゃんにつきますが、
その一つ、フィナーレ凪様縣君の組み合わせよ…。
黒燕尾で二人が絡むとか、田淵先生、どこまで私殺しなのさ。
小柳先生とうえくみ先生に食い込みにかかる気か。二人の色気がすさまじい。リフトのしあいっこまである。
私のヅカ史に残るフィナーレダンスでした。
いや、二人の絡みがなくても元々かっこ良いフィナーレなんですよ。咲ちゃんが(演目中も本来も)ダンスが得意なためか、演出も組子の皆様も、「ダンス」をかなり意識して踊っていたんだなぁと思います。
いつも書いていますが、私はそんな気迫と誇りある黒燕尾ダンスが大好きです!!!
5.諏訪さきちゃん
あーん、相変わらずかっこいいー!うまーい!
助監督なんですが、細かいお芝居を入れてくる!いちいち可愛いうまいかっこいいで、オペラが忙しかったです^ ^
てかさ、諏訪さきちゃんとまなはるってのがまた、私の好きな雪組コンビでこれまた田淵先生ったら。。。
6.きゃびぃ!!
超おもろい。もう、今回のきゃびぃ姐さん、めっちゃ壮さん時代やちぎちゃん時代を思い出しましたよ…。
なんか、咲ちゃんにとって「姐さん!」という立ち位置で、咲ちゃんがもっと下級生時代を自然と思い出させるんでしょうね(私に)。
あと、こういう「間」でとことん魅せるお芝居が、壮さんやちぎちゃん時代の、私がめっちゃ好きやった雪組っぽいのでしょう。
コメディで「間が命」が多かった。
壮さんシャルウィ、前田慶次、ちぎちゃん伯爵令嬢、ルパンなどなど。
そういや私が大劇場しかみてなかった、というのもあるけど、だいもん時代ってコメディありましたっけ?
シリアスな大作が続いているイメージです。次もシリアスでしょうし。そろそろ見たいな。
だいもんのコメディめっちゃ可愛いやろうに…。全ツは観てないけど、どうなんでしょうね。
ともかく、今回全体的にシリアスな中、笑いはほぼきゃびぃ様関連だったのでは。
ずっとコワモテ不愛想(だけど人情に厚い)だったのに、ラストダンス、咲ちゃんに強引にダンスにもっていかれてみせる笑顔が最高にキュートでした。そんなとこもさすが上級生娘役、神的娘役ムーブ!!
きゃびぃさんのダイナーシーンがなければ、メリハリもなく、ほっこり日常感もなかったので、要の一つでした!!
7.まなはる監督!!!
あれ…、なんか、もしや私の中で、まなはるのこういう役ってみたことないかも?
小悪党とも違う…小物???
いや理想的な監督でしたね笑。スポンサーや大俳優に頭の上がらないwww
まなはる見ると雪組みたーって思います。
8.マリオKARIさん
君そんなことしてたのね…めっちゃわかる。KARIさんのマリオ、めっちゃやってそう。
物語を大きく動かす要因となったマリオさん。
全く憎めない。時代の流れと彼の置かれた立場では寧ろあるある、という説得力。それだけ魅力的なんでしょうね。セリフがなくても、(受け取り手が無意識でも)背景がいつの間にか伝わっている。
さすが雪組上級生。そう。ほんと好きよ、雪組のお芝居。
9.眞ノ宮くん
相変わらずきれいすぎてびっくり。彼女もいつも良い味で、これまたザ雪組と思ってます。
何が私の中で雪組なのか、基準は自分でもわかっていませんが。
これからも楽しみです!
10.まちくん執事
いいキャラしてるわー。まちくんは、出番の量や役に関わらず、どこにいてもいっつも印象に残りますよね。
彼女もザ雪組です。うーん、この「お芝居がうまくて、どの立ち位置だろうが、いつでも印象に残るいい演技をする男役」というのが、私の中で雪組男役の系譜なのでしょうか。味のある実力派??
トリの翔ちゃんにいけませんでした。
好きな演目は大体3記事に分かれますね、最近笑。