幸せな朝と夜
花のきれいな季節になりました。近所の公園もつつじが満開です。
さて、題名の「幸せな朝と夜」ですが、それはおとといのこと。
朝、いつもダンナが先に家を出て、少し後に私が家を出る。
だけどその朝はダンナが少し遅くなり、私は少し早く用意ができたので二人いっしょに家を出た。
といってもダンナは車通勤、私は自転車で駅まで行くので、すぐにバイバイ、それぞれ別々に出発です。
いつもどおり自転車に乗って行くと、横断歩道で赤信号にぶつかり、信号待ち。
すると、そこにダンナの車がタイミングよく通りかかり、気づいた私はうれしくて手を振る。
ダンナも気づいていて手を振っている。すれ違うまでずっと手を振り合った。
それは私をすごく幸せな気分にしてくれた。
いつも会っている人なのに、ちょっといつもと違うところで会うだけで、サプライズ。
そしてさらに幸せを感じたのは、私がその出来事をすごくうれしく思っていることを
ちゃんとダンナがわかっていてくれたこと。
その日の夜、家で「今日は朝会えたね」と話すと、ダーは「幸せやった??」とニコニコ(ニヤニヤ?)答えた。
ささいな出来事を、それをちゃんと同じように大切にとらえてくれて、
こっちの気持ちもちゃんと理解していてくれることはとてもうれしい。
幸せは当たり前の日常に溢れていて、その「当たり前がとても幸せなこと」だと頭ではわかっているのに
それは言葉以上の意味を持たず、毎日を通り抜けて行く。
わかっているから、それをちゃんと感じたいのに、幸せは幸せ同士でお互いをかすめ合い、
どんどん見えなくなっていく。大切なキラキラもたくさんあると見えなくなってしまう。
そんなとき、ほんの少しのサプライズのエッセンスが忘れがちな幸せをくっきりと浮き上がらせてくれる。
そのエッセンスにちゃんと気づくことが、幸せに生きるコツなのだと思う。
この日の朝と夜の出来事はそんなエッセンスのひとつでした。
幸せつながりと言うことで、クローバーのじゅうたん。
しろつめ草もにこにこしてる。