最後の運動会を楽しんできましたー
下の子の成長を、振り返ったら涙がでてきました。

去年は、跳箱とべなかったなぁー
一昨年は、ダンスで棒立ちだったなー
徒競走で、転んで泣いたなぁー

全部、出来るようになっていて
大きくなった喜びと、小さいままでいて欲しい
そんな気持ちが、混ざり合っていました。

その中で一番嬉しかった&尊敬した事がありました。

うちの保育園は、障がい児保育があり
自閉症、ダウン症の子達がいます。

下の子は、チーム分けで自閉症の子と一緒のチームで、順番も、その子の前でした。

音楽や、観衆、慣れない雰囲気にパニックになり奇声を上げ、泣き叫ぶ子に、周囲の大人達は

「かわいそうに」
「変わった子がいる」
何だ?何だ?と怪訝な顔でみる人
色んな気持ちが、入り混じった空間が出来ていました
そんな空気だったせいか、その子のお母さんも申し訳なさそうな泣きそうな顔で下をむいていました。

でも、我が子を含めたチームメイトは何も思っていない様子で(親子競技中)
ヒソヒソしている親達に
「いつも、泣いちゃうの。でも、わからないから泣いちゃうの。怖いだけだから。今は、泣かせてあげないといけないの」
と普通に親に話し、納得させ

心配して手をかそうとする親には

「今はダメ!落ち着くまで泣かないとダメなの!」
「さわったり、話しかけたらだめ!」

と対応を心得ていて、普通の事なのに
大人は、わかってないのねー
不思議だわ〜
といった様子

下の子も「ドキドキするし心配だと泣いちゃうよね〜。今は泣くのがいいだってー。だからママは、普通に運動会してよ!!」
とパニックは普通の事として、とらえていたんです。

あー、子どもって、凄いなって思いました。
ありのままを、ドーンと受け止めて
受け入れるんだなぁって

保育園の先生達も、子ども達が疑問に思えば
きちんと答え、対応してきたからこそ
子ども達が、受け入れ、寄り添い、自分達が何をするのがベストなのか考えて行動する子達になったんだな
素晴らしい教育をしてくれたんだな
って思いました

上の子を育てて、わかってるつもりの私も
よその子がパニックになってる様子をみて動揺してたし、何か出来ないか?って色々考えて
顔に、でてたと思うのに

子ども達の話で、場の空気もよくなって
パニックも次第におさまって
その子も、最後は楽しそうに競技に参加できました
お母さんも、嬉しそうでした

本当に、いい運動会だったなぁー
運動面の成長も嬉しかったけど
精神面での成長が、とくに嬉しかった

下の子、チームメイト、先生
私は、尊敬しています。