我が家の犬は保護犬
年齢10歳位
心臓病、軽いヘルニア持ち

我が子の同級生達の間で、保護犬ブームがきた年
我が家にも保護犬がきた

登録会に参加して1ヶ月もしないうちに
我が家の子となった

登録会では、犬の希望をいえた

保護犬なら、何でも!

なんて思ったが、よく考えれば大型犬は家が狭くて無理‥
まだ下の子が小さいから、番犬タイプより大人しいほうが…

結局、小さい、大人しい犬
と書類に希望を書いて提出した。

数日すると、保健所より電話があり
「ご希望に近いワンちゃんがいます!一度見に来てください!」
「えっ!もうですか?明日子ども連れて行きます」

そんな感じで翌日、保健所へ

保健所には、何匹もの猫と2匹の犬がいた

「あれだ!あの犬のどっちかだね。チワワ?チワワにしては大きいよね?
ん?なんか震えてる?人間嫌いなのか?」

白いチワワ?は
手を出せば逃げる。
近づこうと立ち上がると、逃げる
撫でても、震える

黒いチワワ?は威嚇が凄くて私に噛み付く

そんなに人間に、酷いことをされたのか…
愛されたことは無かったのだろうか?
どんな人生だったんだろうか?

飼うと決めたなら覚悟はしてるが、大人だけじゃない…まだ小さい子もいる
この2匹は難しいかもしれない
救いたい気持ちと現実とで凄く悩んだ



母「この子ダメかも?」
子1「捨てられたから人間が怖いんだよ」
子2「かわいいよ」
母「いやぁー人間嫌いじゃぁ難しいよ
  可哀想だけじゃ、かえないし」
子1「運命を感じる、この子は私に助けを求めて   る」
母「一生懐かないかもよ?」
子1「この子なら大丈夫。私が、守るから」
母「飼うなら絶対に破れない約束をします。
  もう、この子に悲しい思いをさせないこと
  何があっても、飼い続ける事
  必ず守ってください」
子供達「わかりました」

そんな約束をして白いチワワを家族に迎えた
黒いチワワは、どうなるのか?
でも、2匹な飼う余裕はない
でも…
黒いチワワに新しい家族がみつかるようにと願うしかなかった
今だに思い出しては、あの時の答えは
よかったのだろうか?と悩む日々

今年、白いチワワは我が家で2回目の誕生日を迎える
我が家に来た日が誕生日
もう、震えて怖がることはない
心臓病も薬で進行を遅らせれているようだ

ペットショップもいい
だけど、一度だけ保健所を検討してみてほしい
同情だけでは、難しいかもしれないが…


私は、保護犬ブームを起こした
子供達に感謝している
子供達が、考えて感じた事が親達を動かしたんだから
ブームでは終わってほしくはない
この子供達の、気持ちが
誰かに繋がっていってほしい。