テレビでオススメされてるのを見て気になって
1巻から8巻まで一気読みしました。
絵がキレイで話もめちゃくちゃ面白いです。
レンタル彼女をしている、クールな可愛い女の子「雪」が主役で始まるんだけど
雪は子供の頃、酷い虐めにあっていました。
おそらくは母子家庭、ネグレクトと虐待にあっていて
現在は奨学金とレンタル彼女の稼ぎで大学に通いながら一人暮らしをしている。
3巻以降あんまり出てこないんだけど
母親らしき人から電話かかってきたりして、本当に気になる!
フューチャーされる人物が移り変わるんだよね~
雪の職場の整形依存のキレイな女性
雪の親友の恋愛依存でパパ活してる可愛い女子
そのサークル関係の太めの地味目堅実系女子
地味目女子と友達になったリスカの跡が酷いホスト依存の可愛い女子
8巻まで読んだ今、最初の主役「雪」がどうなるのか気になって仕方ない。
そして、8巻でフューチャーされてる
ホスト依存の「ゆあ」の父親がクソ過ぎて読むのが辛い。
彼女が何故あの様に、グラグラなのか過酷な家庭環境が詳らかになっていくんだよね。
明日カノを読むチョイ前に読み始めた本が
私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む
子どもが衝動を抑えられない~中略~
ごく幼い頃に実行機能の発達が阻害された為におこる自制心の混乱のせいなのだ。
(80p)
ってのが当てはまるってると思いました。衝動を抑えられないヒステリックな行動は
適切な養育を受けていないからだよね。
ゆあもそうだけど、ハルヒも適切な養育を受けていないから
女の子に対してあの態度が取れるんだと思う。
そして、ゆあの父親も雪の母親も適切な養育を受けずに育って大人になり
負の連鎖が続いているのでは、と思われる。
面白いけど読んでいて痛い!
私は主役の若者たちよりその親と世代は近いんだけど
だからこそより痛い 。
子どもの虐待って介入が本当に大事なんでしょうね
どうなるんだろう?と一気読みしてはみたものの
まだまだ続きますよね?
一度お休みして、お話の区切りが着いたら
また一度に読みたいです。
ネックは1冊800円とコミックスにしては高い・・・
けど価値はあると思います。