この映画、実は製作発表があったときから、ずっと待ってたんですよ~。
公開から1ヶ月ほどだったんですが、ようやく見に行くことが出来ました(^^)
ほんとは公開後すぐいきたかったんですが、マイナー映画館でしかやってなく、しかもかなり人気があるようで、普通に仕事終わってからじゃ間に合わないっ!
なので、先々週の水曜日、休むついでに朝から整理券貰いに行ってきました(笑)
~私を迎えに来たのは、若くて美しい男。彼は父の恋人だった。~
ゲイである父親を嫌い、その存在さえも否定して生きてきた沙織。
ある雨の日、彼女が働く塗装会社に春彦という男が訪ねてくる。
彼は、沙織の父が癌で死期が近いと言い、父の営む老人ホームを手伝わないかと誘う。
“メゾン・ド・ヒミコ”——ゲイのための老人ホーム。
賑やかで、哀しくて、温かな場所。
死にゆく父親、その父親を愛する春彦。
そんな二人を見つめる沙織。
理解しあえるはずのない彼らに、いつしか微妙で不思議な関係が芽生えていく……。
…公式HPより抜粋…
最初にこの内容を知ったときは、どんな映画なの!?と疑問に思ってたけど、すごくいい映画でした(´▽`)
なんだか、言いようのない切なさと、微妙なあったかさの残るような。
多少理解を得られるようになった世界とはいえ、やっぱりゲイの人たちに対する偏見はあるもの。
実際、この映画のように、ゲイの方も老人になるわけで。
そんな諸問題なども、この映画の中には含まれてましたね。
だからといって、重いテーマにシリアスなシーンって訳でもなく、どちらかというとコメディタッチなシーンで表現されてることが多かったかな。
ホームの人たちと沙織の間にあった壁が、共に過ごしていくうちに仲良くなっていき、ついには春彦とも心通じ合い、お互い愛し合おうとするんだけど……、やっぱりムリだったみたいなね(笑)
みんな一人だからこそ、誰かを愛しく思う感情とか、そんな温かい穏やかなことが幸せと思える気持ちとか。
なんだか、言いようのない甘く切ない感じと、微妙なあったかさの残るような映画かな。
こういう人間ドラマな映画って、ほんと大好きなんですよねぇ~(^▽^)
で、映画の内容ももちろん良かったんですが、それ以上にキャストがハマリ役で、この映画をさらにいいものにしてた気がします。
というのも、沙織役が柴咲コウ。春彦役にオダギリジョー。
柴咲コウなんて、始終ブスッとしたしかめっ面で、しかもかなりスッピンだと思われる!
なのに、めちゃめちゃ綺麗だ~(^~^)
この役は、彼女以外には考えられないかもしれない。特にしかめっ面な所とか(笑)
オダジョーに至っては、もう少女漫画から飛び出してきたのか!?と思うくらい、麗しいっ!!
真っ白なシャツに、真っ白なパンツ。スラッとした姿なんてもう!!
確かに美青年だ!!と再確認した瞬間でしたね。
『ジョゼと虎と魚たち』を作った、犬童一心監督×渡辺あや脚本コンビの作品。
ジョゼ~はあまり興味が無かったんだけど、この映画を見て、かなり見てみようかなと。
望的には、多分DVD出たら、買っちゃうぞ!候補にバシバシ入った映画です!
これは機会があれば、是非とも見て貰いたいですよ(^▽^)ノ
いや~~、整理券貰いに行って正解だったよ~♪
公式サイトはこちら ⇒ メゾン・ド・ヒミコ