子供の頃は祖母の家に遊びに行くと、優しかった祖母はいつもお小遣いをくれていました
しかしそんなありがたいお小遣いをもらった後にすぐ玩具屋に行き、もらったお小遣いをすぐに使ってしまうので、いつからか僕が逃げない様に親から監視される様になり、親戚の集いで親が酔っ払った隙に玩具屋に逃亡し
『あっ!逃げたで!!』
など駆け引きをしていた懐かしい思い出があります。
大人になった今、最近になってようやく“衝動買い”の癖は、抑えられる様になったと思いますが、たまに大した事ない額で、“衝動買い”をする事はありますが、“衝動買い”は“衝動買い”なりに楽しく、人生に必要なモノなんだろうと、誰もが思っているんだろうなと感じます
なぜそんな昔の事を思い出したか。
先日、久しぶりに昼間の仕事であった人と話していた時、
『どうっすか最近?』
と、色んなバンドのサポートドラムをやりながら、昼間の仕事を掛け持ちでやっている、昨年結婚した新婚の人に尋ねた時、
『いやー、実は家買っちゃいましてね。』
『おおー、それはすごいですね。』
『いやー。一生賃貸と思ってたんで、買うとは思ってもなかったですが、自分の家はいいっすわ。』
『一軒家ですか?それともマンション?』
『一軒家っす。』
など話していました。
『実は衝動買いなんすけど。買って良かったっす。』
『ええ!家って衝動買いできるもんなんですか…』
『酔った勢いっす。』
と、流石バンドマン的な話の流れに。
話を聞くと、少し前に一度だけその人の奥さんと、
『家買えたらいいね。』
と話をした事もあったそうですが、それ以降話はしてなかったものの、奥さんと2人で飲みに行き、酔っ払って家に帰っている途中に、道端で時々不動産屋の人が“家売ってます”的な看板持って立っているのに出くわし、絡んだそうです。
話を聞くと(売り文句なのかもしれませんが)、その日が一番安く出来る決算の日だったそうで。
『物件見に行く車の中で寝てたぐらい酔ってたんですけど、モデルルーム見ているうちに嫁も俺もテンション上がっちゃって。』
そして、
『買っちゃったっす。』
夕方に看板の人と会って、なんやかんや手続きをして、その日は帰ったのは12時を回ってたそうです。
通りすがりの新婚の酔っ払い夫婦が、まさか買ってくれるとは不動産屋の人もさぞ意外だったとは思いますが、
『2月から住んでるんですけどね。買って良かったなって。幸せっすよ。』
と嬉しそうに話していたので、良かったです。
人の衝動買いした話を聞くと、自分も何か買わなければと思ったりしますが、流石に家を衝動買いした話を聞いても、“何か買わなければ”とは思いませんでした。
別の人の話では、
『あの人最近めちゃくちゃドラム頑張ってるんですよ。』
と話していたので、音楽活動の方にも勢いがついたようで、これまた良かったなあと思いました
週末の日めくりスペイン語はこちら🇪🇸
“Siempre hay que decir la verdad.”
『いつも真実を言わないといけない。』
でした!
ちなみに昨日は、載せなかったのですが、
“Stella Nolasco”さんという、有名なファッションデザイナーさんの日でした