B病院の別の医師に話を聞く。

意外な展開になる。

その医師は「私は甲状腺の手術に関しては経験不足なので専門医のほうが後遺症も少なくいい」と勧めたのだ。

この時点で正直な医師で良かったと思うとともに、どこにするか迷ったが、関西C病院を選んだ。

B病院は地元で一番の癌治療で有名な病院。

これで安心と思っていたが、その先生からこの手術は首のしびれや肩こりなどの簡単な後遺症は必ず残るし、首を切るので痛みもあると告げられる。でも命に別状はないから安心してくれと言われる。

いやいや命に別状がないのはわかるのだが、死ななければいいっていう考えには賛同できないし、後遺症も痛みもないほうがいいに決まっている。

ここで医師のプロフィールを見ると・・・

普通の外科医だった。

最初から調べていない私がいけなかったのだが甲状腺専門医でないと納得できない。しかしこの時何を思ったか、B病院の別の先生の話も聞いてみたくなったので次回の予約をとることにした。

ようするにB病院以外の選択肢をとるとなると遠方での受診になるので、躊躇してしまったのだ。

A病院にて触診、エコー、X線、細胞診、CT、PETと検査がどんどん進んでいき、98%甲状腺乳頭癌と告知される。

手術に対する不安と恐怖で精神的にだいぶんやられた。

不安を解消するためにネットで病気について調べまくった。

この癌で命に別状はなさそうだが、術後、声のかすれ、嚥下障害などの後遺症が多いのが気になった。

甲状腺専門の医師に頼んだほうがよさそうというのも知ることとなり、自分の主治医がそうでないことに気づきB病院に紹介状を書いてもらった。