アイスクリームは立派な栄養食
梅雨時期とはいえ蒸し暑い今日この頃、冷たい飲み物や食べ物が欲しく
なりますよね
 アイスクリームを食べて至福の時を過ごしている人も多い
のではないでしょうか
キャハハこのアイスクリームって、実は「栄養食」だって
知っていました
 
 アイスの消費量世界一のアメリカでは、かなり前からアイスを栄養食として
評価していて、第2次世界大戦中もアイス製造用の軍艦を従えて戦地に
赴いたといいます。

 日本人とアイスクリームの出会いは江戸末期のこと。幕府が派遣した
使節団が訪問先のアメリカで食べたのが最初で、そのおいしさに驚嘆したと
いわれています
そして、明治2年には、日本で最初のアイスクリームが
横浜で作られ、文明開化の波に乗り、日本でのアイスクリームの歴史が
始まったのです。 

 昭和57年に明治乳業から「ボーデンホームメイド」が発売されたことを
きっかけに、アイスクリームはスーパープレミアムの時代に突入します。
また、一方では健康ブームの中、フローズンヨーグルトやジェラードも台頭
してきます。さらにマルチパックの急成長など、アイスクリームも個性で
選ぶ時代になりました。今や、日本のアイスクリーム消費量はアメリカ・中国
に次いで世界第3位なのです。

 最初にアイスクリームは栄養食といいましたが、これには2つの理由が
あります。1つはバランスの良い栄養食品であるということ。

乳脂肪8%の種類別アイスクリームに含まれるカルシウムは、100g当たり
140mgと牛乳の100mgよりも多い
のです。そのほか、ビタミンA、B1、B2
も適量含まれています。

 
アイスクリームなら食欲がないときでも食べられますよね。もし、朝食を
抜いている人がいれば、朝、アイスクリームを代わりに食べてみてください。
必要な栄養素をある程度補給できますし、砂糖を含むので、エネルギーも
補給されます。

 もう1つの理由が、これはとても意外かもしれませんが、アイスクリームは
実は太りにくい
のです。

アイスクリーム摂取後の血糖値の上昇は緩やかなので、脂質代謝を支配する
インスリンの分泌を急激に増加させないため、エネルギーへどんどん代謝して
いきます。また、アイスクリームは冷たいため、体熱を戻すためのエネルギー
消費が増えるので、摂取したカロリーはむしろエネルギーとして消費される
部分が多くなるのです。

 アイスクリームは甘くて脂肪も高く、太りそう……。
そんな心配、もう要りません

今年の夏は、おいしいアイスクリームを召し上がれーーーーー
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