先日、中3娘のアワードナイト(学校の表彰式)に行ってきました。
オーストラリアの学校は前期と後期の2期(セメスター)に、2学期ずつの計4学期。
1月に始まり12月で終わるので、今学期で中学生活も終了です。
小学校では毎週/毎月のように行われていた表彰式も、学期毎になり、中等部最後のアワードナイト。
式では、スポーツやアートクラブなどの特別賞、投票により選ばれる生徒会長や、各種リーダーたちの発表など、時期によってさまざまな内容。
今回は年度末の成績優秀者へ、バッジの授与がされました。
式には受賞者と保護者のみが招待され、学校終了後の夕方から夜にかけて中.高等部は別れて開催。
このバッジ、(秋冬)毎日着る制服のブレザーに付けて、学校生活を送るのですが、
色は3色で 金、銀、銅、のオリンピックカラー。
その上、もらえるのは娘の学年では 半数以下の生徒です。
なんだかなー。
中学1年の時に、初めて知って、かなりの抵抗感を持ちました。
表彰、という行為自体は良いのだけれど…
子供たち、どう感じるのだろう。
選民思想とか。
自己肯定感の低下とか。
悪影響、ないかな…良い影響も、あるのだろうけれど。
個人を重んじる国だからか、抵抗勢力は無い様子。
それから3年通って、感じるのは
「子供たち、あまり気にしていない⁈」
例えば成績が良くても、宿題忘れがあったり、授業態度が悪いと貰えなかったり。
成績がとても伸びた生徒への表彰があったり。
色々な査定方法があるようで、しかもそれは全て学校説明のサイトに明記されていて、生徒たちは把握済み。
学校生活の中で自分の状態を把握しながら、
どの教科にどれだけ時間を費やす必要があるか、予定を立てているのだそうです。
(長すぎて読んだことありませんでした…)
ブレザーの左右にジャラジャラと、どこかの国王か?と突っ込みたくなる高等部の子もいます。
多少の違和感があるものの、
いそいそとネイルを直して式に参加した自分。
複雑。