知ったつもり“オメガ3” | オーストラリア暮らしログ

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2011年にオーストラリアへ移住。旦那さん、娘と3人暮らし。嘘、偽りのない、オーストラリア暮らしの日々を書きます。MDSというレア疾患持ち。

多くのアジア人の類に漏れず、

身体に摂取する栄養について見聞きするのは好きな私。

 

今回の疑問『オメガ3って結局、なに?』です。

 

 

サプリメントを子供に与えるのは、最近の日本では当たり前?


私の子供の頃は『必要な栄養分は食事から摂る』という考えが根強く、家族は、日々、献立に頭を抱えるイメージ。



 

オーストラリアに来たのは10年以上前で、

当時、新しく人に知り合えると、現地の食事•食材について聞いていた記憶があります。

 

その中でも記憶に強く残っている、友人宅のサプリメント。

 

キッチンの1番上の引き出し、調理器具が入っていそうなその引き出しを開けると、10cmほどの円筒のサプリメントケースが、20個くらい勢いよく手前に転がってくる…びっくり

全て、子供用のサプリメントだった。



 

その内の、“フィッシュオイル•オメガ3”のタブレットが目を惹き、早速 4歳頃の娘も挑戦。


が、残念ながら、大人の私は退化しているであろう敏感な彼女の嗅覚が、断固拒否笑い泣き



 

以降、オメガ3でいうと、魚料理を食事に取り入れる方法しか思いつかなかった。

 

それから、だいぶ経って、“フラックスシード” を知る事になる、日本語では “亜麻仁の種”。

 
 

アマニ油は2週間しか保たず劣化するので、オーストラリアではシードを砕いた粉を摂取するが推奨のよう。


大手のスーパーマーケットでは数種類売られていて

チアシードのようにジェル状になるので、ビーガン用のケーキ作り等に卵の代替え品として使われたりもするのです。

 

 

そもそも、体内で生成できない栄養分はビタミンやカルシウムなど様々あるけれど、

オメガ3は何がそんなに良いのか?

 

必須脂肪酸で、

炭素•水素•酸素で構成され、

炭素の鎖の長さで短鎖•中鎖•長鎖脂肪酸に分かれる、

炭素構造の違いによって飽和脂肪酸•不飽和脂肪酸の2種類に分かれる。


ココまでは、学校で習った、気がします…多分。


 

その、不飽和脂肪酸の中でも、多価不飽和脂肪酸が必須脂肪酸と呼ばれ、n3、n6がある。

そのうちの『n3』が、

 

⚫︎DHA(ドコサヘキサエン酸)

⚫︎EPA(エイコサペンタエン酸)

⚫︎ALA(αリノリン酸)

 

あーーー、やっと、知ってる名前が来た。


 

『ω(オメガ)-3は、n-3系脂肪酸(N-3 unsaturated fatty acid)とも呼ばれます。欧米では必須脂肪酸を炭素の二重結合の位置から区別して、ω(オメガ)-3と呼びます。オメガとは、ギリシャ語アルファベットの中で一番最後の文字のため、脂肪酸の端から数えて3番目の炭素に二重結合があるということを意味しています。』

byわかさ製薬

 

名称は世界で揃えていただきたい。。。えーん

 

 


一般的に知られるのは、DHAとEPAで どちらも長鎖脂肪酸。


DHAが脳、目と中枢神経系を強くする一方で

EPAは心臓、免疫系 (炎症予防)とのこと。



 

オーストラリアでは、魚が食べられない人も多く、ドクターや栄養士が勧めるのがALA(短鎖脂肪酸)です。

✳︎DHAとEPAに体内で変換できる


これが、エゴマ油や亜麻仁油などの植物油 (アボカドやケール、ほうれん草にも)に含まれて、ベジタリアン・ビーガンに知られています。

 


 

人間の脳は、60%が脂肪で、そのうち58%がDHAで、体が変換できるのは1.9%(外から摂取が必要という意味)。

 

『1日にオメガ3を200mg取るとDHA、EPAにより

アルツハイマーを予防し、

50%心臓発作の危険性が下がる』

by Ora Organic

 

 

 

オメガ3摂取は、魚と、(卵と)、サプリメントウインク