とうとう書き始めた、プランツ(植物)の話。
Youtubeやブログ等で、コロナ後に無数に見られる『ガーデニング』トピック。
躊躇していたけれど、生活の中で大切な部分なので、自己満足の為にも書いておこう。
家で植物を育てると言っても私の場合、
ハーブや野菜などの食用の植物や、室内の観葉植物、デッキやフロントガーデンでの室外の観葉植物もある。
全部、今の家に引越しをしたタイミングで、一気に始めたなぁ。
前の家は、家の敷地の隣が森のようになっていて、
ありがたいことにコアラもカンガルーも昼寝をしに来ていたし、ポッサム達は毎晩、家の敷地内を通って散歩していた。
家は少し高台にあったので、下に住む隣人家の高い樹々が我が家の庭に生えているかの如く伸びてきていた。
ちょうど我が家の庭に伸びている枝の部分に、大きなフクロウ達が、毎年、同じ時期に来て数ヶ月暮らしていた。
という、まさに、オーストラリアな雰囲気の家だった環境と、子育てを言い訳に、
庭は荒れ放題。
芝は枯れて、年中薄いベージュ色。
境界線に使われていた、石やレンガが割れてもそのまま・・・。
そんなズボラな私も、庭だって楽しまないともったいない、と一念発起し、植物に囲まれる生活に浸かるようになった。
今の家に越してからは、植物に癒されてパワーをもらっているのを実感している。
オーストラリアは1年を通して温暖なので、室外の植物は育てやすそうに思えるかも。
日当たりが良い場所では、毎日水やりをするし、1日2回の場合もあるほど。
ただ、日差しがない時期にも同じように水やりすると、根腐れして枯らしてしまうし。
季節感が分かりにくい為、毎日通りいっぺんに世話をしていると、日差しで焼けたり、葉が一気に落ちる、など、意外と数年間の試練を乗り越えてきた。
食用は、種から育てて楽しむ事が多いけれど、
観葉植物は、主にNursery(ナースリー)と呼ばれる、植物の専門店で買う事が多い。
店によって、得意な植物のジャンルがあったり、カフェやイベントスペースが併設されている店もあり、オーストラリアでは家族連れも よく見かける。
新しい土地に行くとナースリーに行くようにしている為、店の特徴や自分の気に入るポイントもわかってきて、ちょっと、人にも説明できてしまうかも。
先日、私の大好きなナースリーに友人を連れて行って『定期的に来る!』と言わしめた。
ナースリーも良いけれど、オーストラリアで植物を買うのに、まず行くのは
『BUNNINGS(バニングス)』
だろう。
私も、1ヶ月に2〜3回は行く。
1886年、バニング兄弟がパースから始めたホームセンターで、現在は国内300箇所以上で店舗展開している。
他に大きなホームセンターが無く(競争に負けてきて)、建築業者も個人消費者も、誰も彼もがバニングスで購入する上、コロナも影響してか、2021年のオンライン小売業でオーストラリアでトップになった(9News)。
店舗の規模で扱う商品量も変わり、QLDには64店舗ある中で、単純に敷地が広いのが(必然的に商品の種類も多いのでは?と私は思っている)、
Rothwell(ロスウェル)ー12,576sqm
Newstead(ニューステッド)ー8,257sqm
先日、この、ニューステッドにあるバニングスに行ってきた。
家から、少し距離があるため、普段行くのは違うバニングスだけれど、
3ヶ月に1度はニューステッド店に来る。
場所がら(高級エリア)、扱う植物に少し変わったものも販売されていたり、
オーストラリア原産も種類が多いので、見に行っただけのつもりでも必ず何か買ってしまう。
車生活の弊害だ。
最近は、『オージープランツ』と呼ばれて、日本でも人気のオーストラリア原産植物。
お花屋さんの切花でも高価だが人気で、『ネイティブ(原産)•ブーケ』のコーナーは必ずある。
移住したての頃は、
大きくてクセのある形や色に、あまり惹かれなかったのに、
今では、大好きな、ネイティブフラワー。
日本でも、人気なバンクシアや、プロテア。
他にも沢山あって、いつも選べない。
切花では高くても、バニングスなら、切花の1本分の値段で 1鉢買えてしまうのが、ありがたい。
家で、楽しむ事ができる。
今ウチにいる子達は・・・
⚫︎ブレニアニヴォサ(ロージー)
⚫︎リウカデンドロン(ハーレクイン)
⚫︎プレクトランサス(チマニマ)
これは、花が咲くと
こうなる、予定。
などなど、オーストラリア•ネイティブ•プランツは、色も形状も美しい。
⚫︎バンクシア(隣人の)
娘も大好きなバンクシアは、この色が一般的に多く流通しているように思う。
ブラシみたい。
写真のバンクシアは3年ほど前に30cmほどの苗木を植えて、高さは1mほどまで伸びて、今年から花が咲いた。
次回、バニングスの写真を載せよう。