『ウルフラム•アルファ(Wolfram Alpha)』とは、無料の計算エンジンで、とっても便利。
開発されて9年後、日本語も対応になって
日本でも沢山の人に利用されていると思う。
もちろんテストなどでは使えないけれど、別料金を払うと、答えにつながるヒントを貰えるため、自宅学習のツールとしても重宝するかも。
娘の学校のメインカリキュラム•IB国際バカロレア。
『学習内容をリアル社会で使う事を目的』としていて、
それだけを聞くと、例えば数学は、
『算数の延長ぐらいの低いレベルなのでは?』
という誤解があったりする。
そうでは無くて、
計算だけで回答して、答えがあっていても、説明が無いと正解とされない、という理解の方が正しい。
これが、全科目なので、かなり厄介。
さらに、娘の学校の数学は、
毎学年、1学期の5週目(中学1年生は入学から1ヶ月ほど)で、
実力テストの様なものがある。
と言っても、事前に知らされる訳でも無く、予習や準備が出来る事はない。
先日、娘の2年前(中学1年)の入学したての時のテストが出てきて、初めて私は知ったほどだ。
面白いので、残しておこう。
問題)
Describe a general rule for the factorisation of “a^n+b^n” where n is odd.
(aのn乗+bのn乗で、nが奇数の時の 因数分解する際の基本的なルールを説明しなさい)
Predict the factorisation of a^15+b^15.
(同じ式で、nが15乗の場合はどうなるか)
これが1問目…?
計算が出来るのは元より、説明をしなければならず、パターンやルールを見つけるテスト。
この問題の場合、ウルフラム•アルファを使用可能だったらしい(うる覚え)。
グラフフィックも出てきて、イメージしやすい場合もあり、本当に便利なサイトだ。
新学年になると実地される、このテストは実力テスト、
授業で習った内容が出る訳では無い場合がある。
面白いのは、絵を見る問題で、パターン探しテスト。
ルールを探し、テーブルやスケッチなどで説明して、文章化して、代数式を書く。
例として他のバージョンの絵を書き、答え、確かめ算の説明。
中学1年には難しくないのかなぁ(だって、小学校を卒業して1ヶ月…)。
これは去年、中学2年になってすぐの時のテスト。
パスカルやフィボナッチ風が見える。
授業で、それらを習ってからテストを受ける訳では無いので、
純粋に自分で考えることができる、事が素晴らしい。
国際バカロレアは、実は内容も厳しいので、侮れない。
でも、勉強する事が本当に楽しいと思うな。
娘は今朝、中学2年用の問題を私に渡して、学校に行った…。