国際バカロレア・実力テスト | オーストラリアで暮らすMDS

オーストラリアで暮らすMDS

移住直前の健康診断で『骨髄異形成症候群(MDS)RA』の診断。悩んだ末に渡豪しました。
いつか読むかもしれない娘に向けて、日々の生活を書きとめたい欲求が出てきて、始めました。

現在は予後良好に暮らしています。 

 

『ウルフラム•アルファ(Wolfram Alpha)』とは、無料の計算エンジンで、とっても便利。

 

開発されて9年後、日本語も対応になって

日本でも沢山の人に利用されていると思う。

 

もちろんテストなどでは使えないけれど、別料金を払うと、答えにつながるヒントを貰えるため、自宅学習のツールとしても重宝するかも。

 

 

 

娘の学校のメインカリキュラム•IB国際バカロレア。

『学習内容をリアル社会で使う事を目的』としていて、

それだけを聞くと、例えば数学は、

『算数の延長ぐらいの低いレベルなのでは?』

という誤解があったりする。

 

そうでは無くて、

計算だけで回答して、答えがあっていても、説明が無いと正解とされない、という理解の方が正しい。

 

これが、全科目なので、かなり厄介。

 

 

さらに、娘の学校の数学は、

毎学年、1学期の5週目(中学1年生は入学から1ヶ月ほど)で、

実力テストの様なものがある。

と言っても、事前に知らされる訳でも無く、予習や準備が出来る事はない。

 

 

先日、娘の2年前(中学1年)の入学したての時のテストが出てきて、初めて私は知ったほどだ。

面白いので、残しておこう。

 

 

 

問題)

Describe a general rule for the factorisation of “a^n+b^n” where n is odd.

(aのn乗+bのn乗で、nが奇数の時の 因数分解する際の基本的なルールを説明しなさい)

 

Predict the factorisation of a^15+b^15.

(同じ式で、nが15乗の場合はどうなるか)

 

 

これが1問目…?

 

計算が出来るのは元より、説明をしなければならず、パターンやルールを見つけるテスト。

この問題の場合、ウルフラム•アルファを使用可能だったらしい(うる覚え)。

 

グラフフィックも出てきて、イメージしやすい場合もあり、本当に便利なサイトだ。

 

 

新学年になると実地される、このテストは実力テスト、

授業で習った内容が出る訳では無い場合がある。

 

 

 

面白いのは、絵を見る問題で、パターン探しテスト。

ルールを探し、テーブルやスケッチなどで説明して、文章化して、代数式を書く。

例として他のバージョンの絵を書き、答え、確かめ算の説明。

 

中学1年には難しくないのかなぁ(だって、小学校を卒業して1ヶ月…)。

 

これは去年、中学2年になってすぐの時のテスト。

 

パスカルやフィボナッチ風が見える。

授業で、それらを習ってからテストを受ける訳では無いので、

純粋に自分で考えることができる、事が素晴らしい。

 

国際バカロレアは、実は内容も厳しいので、侮れない。

でも、勉強する事が本当に楽しいと思うな。

 

 

 

娘は今朝、中学2年用の問題を私に渡して、学校に行った…。

  

 

解けないと思われて??👽