鬱っぽいときは、空の綺麗な場所へ | オーストラリア暮らしログ

オーストラリア暮らしログ

2011年にオーストラリアへ移住。旦那さん、娘と3人暮らし。嘘、偽りのない、オーストラリア暮らしの日々を書きます。MDSというレア疾患持ち。

 

病気は 納得いかない。

全く、どうにもできない。

 

 

 

ネガティブな日がある。

治らない病気は、負担が大きい。

 

 

良いことが起きると、きっと、昔の自分よりさらに嬉しさを感じているだろう。

辛いことがあると、さらに辛い。

 

 

患者さんの家族が、皆、理解があったり、協力的なわけでは無い。

命が大切なのは誰でも分かるが、それは自分の命の話。

他人の命では無い。

 

 

命がなくなると言われている人と、言われたことがない人は、

世界感が違う、と思う時がある。

 

私からは、マジックミラーのメガネ越しに、見ているような世界。

マジックミラーのこちら側から見ると、同じ世界を見ているのに違う物にも見えるような。

同じ光景を見ているのに。

 

 

でも、見えない人は、見えないままで良いのだ。 

 

 

病気になって、学ぶことが出来たと言う人がいる。

でも、学ばなくても良いことの方が多い事も言うべきだ。

 

 

病気は、私を、時折、

ネガティブで、卑屈で、攻撃的な人格にして、それを病気のせいにする事で自己嫌悪に落とし、

吐き気や食欲不振をおこさせ、無駄な時間を過ごさせる。

 

自殺する気は無いが、周りの人の残りの人生の為には、私はさっさと死んだ方が良いのだろうな、と思う、事もある。

 

 

『なぜ自分だけ?』みたいな、よく聞くセリフは考えついたことは無い。

むしろ、遺伝じゃありませんように、と願った。

でも、『分かってもらえるはずがない』という無益な考えは浮かぶ日もある。

 

 

笑っていたいのに、難しい時間が長いときは 空を見る。

オーストラリアの空は、そんな人におすすめ。

オーストラリアには海もある。

 

 

結局は、自然が病気を助けてくれると思う。