御堂筋税理士法人の倉でございます。
入社してから半年が経とうとしておりますが、
少しずつ、読書の習慣をつけております。
恥ずかしながら、学生の間は読書の習慣がございませんでしたが、
読書の習慣をつけて以来、そこから得られるものの大きさに気付きました。
先日、『人を動かす』という書籍を読みました。
D・カーネギーが著した自己啓発本の元祖です。
自己啓発界の権威ですので、読まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本書には、人とうまく関わる上で意識すべきことが
先人の経験談や偉人達の格言を織り交ぜながら書かれております。
その中でも、特に心に刺さった言葉を3つご紹介させていただきます。
「友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋な関心を寄せることだ。」
「人の心をとらえる近道は、相手が最も深い関心を持っている問題を話題にすることだ。」
「人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ。」
これらが心に刺さった理由としましては、
今までの人生で朧げに気づいていたり、分かっていたりすることが
明確に言語化されており、再認識させられ、反省させられたためでした。
これらの3つの言葉は、結局「相手を中心に考える」ということに尽きると考えました。
そんなことは人間関係の上では当然ではないか と思いましたが
果たしてそれが普段実行できているかと申しますと、そこには疑問符が付きます。
読書の効用の一つはここにあると思いました。
自分の知らないことを知ることができるだけでなく、
知っていても実行できていないことを再認識できるのです。
このような気づきを積み重ね、読書を人間形成の糧にし、日々邁進して参りたいです。
御堂筋税理士法人 倉でした。