長期計画は意志を示すことである。 | 御堂筋税理士法人スタッフのブログ

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夏が大好きな香取です。

キャンプに海に出かけ自然を堪能し

通常の時間間隔を一旦リセットし

心の休息が行えます。

ただ、元に戻すのが大変ですが・・・(笑)

 

さて、先日お客様の経営計画発表会に参加させていただきました。

そのお客様は発表会を毎年されておるのですが

今回は、現経営者が引退を考えると次の経営者を育てなければということで

人材育成(マネジメント人材)を本気で考え出した翌年の発表会になります。

 

会社を存続させるためにはいくつか出口はあります。

1.直系に事業承継する。

2.幹部に事業承継する。

3.外部から招聘する。

4.M&Aにより売却する。

 

自然人はいつか死というものがあり、

法人は永続します。

つまり自然人が経営を行っている以上

常に次へのバトンタッチ、つまり事業承継をどのようにするのか

をイメージしておかなければなりません。

 

今の仕事におわれてなかなか事業承継のことまで

考えられないでしょうが、とても重要なことです。

 

さて、その発表会ですが、

2020年に売上高を倍にするというフラッグを立てられ

そのためになにをすればいいのかということを

メンバーに思考させ、今なにをするべきか

考える動機をあたえておられました。

つまり経営計画をたて実行管理をするということです。

 

私も代表の小笠原から教えていただき、また実感もしていますが

長期目標をたてそこから現実の問題に引き戻すということが

新たな思考を生み出します。

3年先なんてわからない」という方もいらっしゃるかも

しれませんが、そうではなく、そこは『意志』!!

どちらかというと現実の仕事から将来を見つめるのではなく

将来どのようにしたいかという意志、想い、がどうなのかを

考えて、ではいまから何をしなければならないかということを

考える必要が出てきます。

 

そしてそれを紙に書くことが重要です。

なぜ書くことが大切かですが

学問の体系化を行おうと努力され、

「知は力なり」という名言を残している

イギリスの哲学者フランシスベーコンの言葉に

Reading maketh a full man, conference a ready man, and writing an exact man.

読むことは人を豊かにし、

話すことは人を機敏にし、

書くことは人を確かにする。

とあります。

 

本を読み、人と話し、想いを紙に記すことで

思考がすすみます。

 

是非長期計画を考えられ計画書に記すことを

お勧めいたします。

 

長くなりましたが、

長期計画を立てていく中で

人の命はかぎりあるので

自身のスキルや能力を移転する

つまり人材育成することが必要になります。

 

これを本気で考えなければ

企業は存続できないでしょう。

なぜなら企業は自然人がマネジメントするのだから。

 

人材育成は何をしていけばいいのかについては

次回に書いていこうと思います。

 

子育ても新入社員も同じ人材育成だなと

最近実感している 香取でした。