コーチングという技術 | 御堂筋税理士法人スタッフのブログ

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みなさん、こんばんは。
御堂筋税理士法人の中野です。

先日あるお客様の月次監査へ上司と同行しました。
そのお客様は8月決算のお会社なので、この時期に今期の振り返りと来期の目標や戦略を考える
「方針設定会議」を行うことが定例となっています。

まずは当期の売り上げや粗利益、固定費などを報告し、その後に概算の税額を算出し、だいたいの納税額をお伝えします。大きな金額がでていく数少ない機会なので、概算といっても、しっかりと予測をし、提示することを意識しております。

次に来期の目標と戦略を話し合います。主な内容としては①売り上げを伸ばす②粗利率を高める
③固定費を削減するといった項目でそれぞれの戦略を立てていきます。
その中で私は、その場で話していることを忘れないよう、社長と上司の話の要点をまとめていきました。
上司は社長とうまくコミュニケーションをとり、多くのアイデアを引き出しているように見受けられました。

話も中盤になり、いままで出てきたアイデアを整理するため書き留めていたものを社長と共有しながら、報告をしました。
すると社長が
「おお、あの会話をこんな風にまとめてくれたんやな~。要点がまとめらていてわかりやすいわ。
 ありがとう!!」という言葉をいただきました。

この後も、まとめたものをさらに洗練させていったり、その中であらたなアイデアがうまれていきました。



会議が終わると、「話をきいてくれて、それをまとめてくれる人が身近におったらいいな~。
頭の中が整理できるし、行動に移しやすいな」と社長はおしゃっておりました。



私はこの「方針設定会議」をとおしてあらためて、「コーチング」を身につける重要性を感じました。またコーチングの難しさも感じました。
まずは「話を聴く」ということが大事ですが、ただ聴いてうなづいているだけではお客様へのプラスアルファのサービスにはなりません。

この「コーチング」というコミュニケーションスキルをしっかりと習得することで、お客様へ付加価値のあるサービスを提供できるのだと実感することができました。
これからも上司の方々の姿を見て、学ぶと同時に自分でも積極的に実践し、経験を積んでいきたいと思います。


御堂筋税理士法人の中野でした。


PS:弊社ではコーチングとはなにか、どのようなものなのかということを理解できる
 「コーチング研修」を2ヶ月に1回、定期的に行っております。
 ご興味のある方は一度弊社の研修に参加して、「コーチング」というものを体感して
 いただければと思います。ご参加を心よりお待ちしております。