信頼関係が前提のコーチング | 御堂筋税理士法人スタッフのブログ

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御堂筋税理士法人 香取です。

先日コーチング研修を行いました。

コーチングは、普段行っているサッカー型コミュニケーションではなく
野球型コミュニケーションを行っていこうというものです。
つまり野球でも攻撃と守備がわかれているように
話す時間と聴く時間を構造的に行っていきます。

コーチングは、観察、傾聴、質問、承認という行為を繰り返しながら
相手の想いの明確化を助けるコミュニケーションスタイルになります。


研修の中では、もちろん技法という形でお伝えしますが
やはりコーチングはあくまでコーチング対象者(クライアント)を
助けてあげたいという想いが根底にながれ、またクライアントも
コーチを信頼しているという関係でなければ成り立たないと実感します。

ビジネスコーチング、つまり上司部下の関係の場合、気をつけなければならないのは、
質問して傾聴するという部分がクローズアップされ、
取り調べのような質問をしてしまう可能性があります。

そうなると元も子もなくなり本来クライアントのためのコーチングというものが
コーチの思い通りにするためのコーチングになってしまいます。

一番大切な相手のためのコーチングが重要になります。

取り調べのようなコーチングをしてしまうと
全くの逆効果になってしまいます。

自発的な社員になってもらうためには、
社内の雰囲気を良くし、社員との信頼関係を強固なものにするからこそ
コーチングが活きてきます。

まずは信頼関係を築く風土づくりが大切になります。
人間の心は時間がかかりますが、即席ではなかなかできません。

日々の積み重ねだとあらためて実感しました。