決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 榎本です。
先日、エゴグラムを行いました。
エゴグラムとは、50問の質問に対し○△×の3つの方法で答える事により
自分の性格を243パターンもの性格診断結果から当てはめるテストのことです。
もとは、オーストリアの精神分析学者であったフロイトの「精神分析理論」から
アメリカの精神分析学者のエリック・バーンとそのグループが開発した
交流分析法(通称T・A)です。
T・Aには、「交流分析理論」と「構造分析理論」から構成されていて、エゴグラムは
後者の「構造分析理論」を基礎としています。
「構造分析理論」は人間の心を5つに分類し、その5つの心の領域における感情の多寡を
はかり、その人がどういう人なのかを推察する事を言います。
その5つの領域とは、①CP(批判的な親の心) ②NP(養育的な親の心)③A(大人の心)
④FC(自由な子どもの心) ⑤AC(順応した子供の心)
から成り立っております。
この5つは、フロイトの3つの分類1、スーパーエゴ(超自我)2、エゴ(自我)3、エス
をさらに細かく分類したものです。
1、スーパーエゴとは、自我を超えた崇高な心の働きをいい、同情心や思いやり、理想の追求などです。
2、エゴとは、理性や知性を表すもので決して「エゴイスト」など利己主義とは違うものです。
3、エスとは、本能的欲求で金銭欲、食欲、性欲などをふくめ、本能衝動を表したものです。
そして、スーパーエゴを①CP②NP
エゴを③A
エスを④FC⑤ACと分類します。
スーパーエゴ=子供思う親の心と解釈します。
①は父性愛的な厳しい心
②は母性愛的なやさしい心
エゴ=人間の意志と感情を統制するコンピューター的なものと解釈します。
③は大人という表現をします。
エス=子供の心と解釈します
④は自由に振舞おうとする子供の心
⑤はいい子になろうとする子供の心
以上の5つを組み合わせる事によって自分の性格の良否と矯正方法を確実に明示できるものとなります。
インターネットでも簡単に出来るので、ぜひ一度お試しください。
決算分析に強い 大阪 税理士法人 小笠原事務所 榎本でした。